「バケモノの子」展にリアル渋天街現る 来場者特典に過去作フィルム
7月24日から『バケモノの子』展が渋谷ヒカリエにて開催される。本展に映画に登場するバケモノの街・“渋天街”の巨大モニュメントが出現する。
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展覧会は細田守監督作品初の大規模展示として注目を集めている。映画公開への期待が高まるなか本展の一部展示内容が明らかとなった。
本展は、最新作『バケモノの子』はもちろん、過去3作品『時をかける少女』(06年)、『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)を合わせて取り上げる。
細田守監督作品初の大規模展示として、絵コンテ、キャラクター設定、背景美術など貴重な制作資料を多数展示する。色鮮やかな物語世界がどのようにつくられているのか明らかとなる。
「バケモノの子」ゾーンで注目となるのは、映画に登場するバケモノの街“渋天街”の巨大モニュメントだ。渋天街は劇中で東京・渋谷に並行して存在する異世界として描かれる。それが渋谷に実際に現れることになる。
高さ5.5m,横幅4.7mの迫力あるこの造形物は、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)や『永遠の0』(14年)で日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した上條安里さんが監修を務めており、作品世界を忠実に再現している。主人公・九太と同じように渋天街に迷い込んだ感覚をリアルに体感できる・
また"バケモノ"熊徹の大太刀をモチーフとした日本刀を展示する。こちらは全日本刀匠会40周年記念コラボ作品として制作されたもので、『ラストサムライ』(03)でも刀鍛冶役として出演した日本を代表する刀匠・吉原國家さんの手によってつくられた。映画ファンもさることながら日本刀ファンも見逃せない刀だ。
さらに本展では限定グッズの販売のほか、過去3作品の映画フィルムを入場者特典で数量限定でプレゼントする。
『バケモノの子』7月11日の公開まであとわずか。映画と合わせて展示会も盛り上がりをみせそうだ。
『バケモノの子』展
http://www.ntv.co.jp/bbe/
「バケモノの子」
2015年7月11日(土)全国東宝系にてロードショー
http://www.bakemono-no-ko.jp/index.html
《沖本茂義》
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