映画「シン・ゴジラ」が描く“組織の美学” 1枚目の写真・画像
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(C)2016 TOHO CO.,LTD.
もしもゴジラが現実に現れたら、日本はどうなるのか。どう政府は対応するのか、という手続きの部分を徹底的に描く『シン・ゴジラ』。アニメや特撮には興味がない人が見ても面白い内容だ
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意思決定が遅い政府に対して災害対策本部は極めて合理的で、自分のやるべきことを一人一人が邁進していく。10~20代に『エヴァ』を見て育ってきたオタク世代にとっての“仕事における組織の美学”を感じとる瞬間である
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物語の中で組織を描くことが苦手な日本人。戦後民主主義的な考え方は、組織を肯定的にとらえることを阻んできた
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政務担当・内閣官房副長官の矢口蘭堂(長谷川博己)。組織人として政府の煩わしい事務手続きを一つ一つクリアしていく姿がカッコいい
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