BIGLOBEと東京造形大学 若手クリエイター発掘・育成プロジェクトを | アニメ!アニメ!

BIGLOBEと東京造形大学 若手クリエイター発掘・育成プロジェクトを

 BIGLOBEと東京造形大学は4月24日、学生を中心とした若手クリエイターおよび新たなビジュアルアートの才能を発掘・支援する共同プロジェクトを発表した。このプロジェクトはBIGLOBEと、東京造形大学が相互に連携して進める。

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 BIGLOBEと東京造形大学は4月24日、学生を中心とした若手クリエイターおよび新たなビジュアルアートの才能を発掘・支援する共同プロジェクトを発表した。このプロジェクトはBIGLOBEと、東京造形大学が相互に連携して進める。

 BIGLOBEではこれまでも、東京コンテンツマーケットの出展社の作品およびTCMアワードでの受賞作品やモバイル・コミック大賞2007の受賞作品などの配信を行っている。
 東京造形大学も学生作品の発表の場の機会提供に熱心で、学生作品は各コンテストでも受賞している。また4月19日、20日には今年で4回目となるアニメーション専攻の学生有志による上映会「ANIZO2008」が行われるなど、学生自身も積極的である。

 今回BIGLOBEに開設された公式サイト「クリエイターズアリーナ」には、東京造形大学のアニメーション専攻の学生作品も掲載されている。「クリエイターズアリーナ」は、東京造形大学の学生を中心とした若手クリエイターのギャラリーやコンペティションの場として活用する。
 今後、ギャラリーでは、海外の芸術大学やアート系専門校の作品やプロアーティストの作品集などのコーナーも増設する予定である。

 さらにコンペティションも行われる。東京造形大学の学生を対象とした9月の学園祭に向けたコンペティションの審査会「ZOKEIアリーナ」が、この場を利用して実施される。こちらでは電子書籍のオンライン出版事業「BIGLOBEパブリッシング」から出版されているLiLy氏の書き下ろし小説「パープルレイン」を題材にビジュアル化作品を募集する。
 「パープルレイン」に基づき、クリエイターが作品制作を自由に行い、ネットならではの新しい表現スタイルの創造を狙う。優秀作品は、岡本一宣氏らの専門家のアドバイスなどによりブラッシュアップを図り、作品の有償化やクリエイターのプロ化への支援が行われる。

 美大・芸大が関わるネットを活用した試みはこれまでも行われている。ニフティが運営するNeoM rePublicでは武蔵野美術大学の「ムサビイメージライブラリー」や岐阜県のIAMASが制作する「iamasTV」の紹介が行われている。
 一方、多摩美術大学は2006年にtamabi.tvを開設し特別講義の一部を配信してもいる。今後もこういった動きは活発化するものと思われる。
【真狩祐志】

Creators' Arena /http://creators.biglobe.ne.jp/

BIGLOBE /http://www.biglobe.co.jp/
東京造形大学 /http://www.zokei.ac.jp/

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