イーサン・ハントはスパイ映画『ミッション：インポッシブル』シリーズの主人公であり、日本で第1作が公開された7月13日が由来の記念日です。
アニメでもさまざまなタイプのスパイのキャラクターたちが活躍しています。どんな危険なミッションであっても遂行したり、他人に完璧に変装できたり、敵対する組織の一員として紛れ込んだり……。そんなキャラの中で最も人気なのは一体誰なのでしょうか。
そこでアニメ！アニメ！では「“スパイ”キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。6月26日から7月3日までのアンケート期間中に712人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約70パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■『SPY×FAMILY』ロイドが圧倒的大差でトップに！
第1位
1位は『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー。支持率は約65パーセントでした。
『SPY×FAMILY』コンセプトビジュアル（C）遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会
ロイドは黄昏のコードネームを持つエージェント。任務遂行のために偽装家族を作るところから物語が始まります。
「西国の平和を第一に考え、どんな任務も完璧に成功させてしまう一流のスパイ。その身体能力や頭脳、変装技術には驚かされてばかり。しかし家族を作ったことで少しずつ感情を露にする場面が増えていて、黄昏さんもやっぱり人間なんだと思わされました」や「百の顔を使い分けて任務をこなす黄昏としての姿と、家族思いな父親であるロイドとしての姿。どっちもカッコ良すぎます！」とスパイとしてだけでなく父親として評価するファンも多かったです。
「今現在、最も有名なスパイキャラなのでは……!? 子どもの笑顔のためにスマートに戦う彼が素敵すぎる！」という声もあり、2022年春アニメとして大きな話題をさらったのも票を集めた理由です。
第2位
2位は『名探偵コナン』の安室透。支持率は約5パーセントでした。
『名探偵コナン ゼロの日常』キービジュアル（C）新井隆広 ・青山剛昌／小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会
安室透は、喫茶ポアロで働きながら依頼をこなす私立探偵、黒の組織、公安警察の三つの顔を持つトリプルフェイス。
「三つの異なる顔を完璧に使いこなすアムロさんがすごすぎる！ 黒の組織に潜入しているときと、喫茶ポアロで働いているときのギャップにキュンとします」や「公安警察の一員として黒の組織の内情を探っているのでスパイキャラとして一票。最初に登場したときは絶対に悪役キャラだと思っていたら完全に騙されました！」と安室透、バーボン、降谷零の三つの立場を巧みに利用しています。
2022年公開の劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では重要キャラとして登場。さらに春アニメでは主役のスピンオフ『名探偵コナン ゼロの日常』が放送されたこともあって、上位にランクインしました。
第3位
3位は『プリンセス・プリンシパル』のアンジェ。支持率は約3パーセントでした。
『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第2章キービジュアル（C）Princess Principal Film Project
アンジェはアルビオン共和国の情報組織・コントロールに所属するスパイ。
「女子高生のスパイチームがさまざまな場所を駆け巡ってミッションをこなしていくストーリーが面白い！ 普段は無表情で無愛想なアンジェですが、動きが機敏で機転が利く仲間思いの優しいスパイです」や「19世紀末のロンドンを舞台としているが、巨大な壁によって東西に分断されているなど、現実とは少し違ってスチームパンクの雰囲気が魅力。重力を操作する物質を巧みに使ってミッションに挑むアンジェがクール！」と作品そのものにも惹かれたとのコメントが。本作は劇場版全6部作の公開が決まっており、現在制作中の第3部の行方にも注目が集まっています。
そのほかのコメントをご紹介！
『ジョーカー・ゲーム』三好には「スパイ養成所・D機関のメンバーの中で最も存在感がある。アニメ11話の『棺』のエピソードでスパイとしての役割をまっとうした彼のことは忘れられません」。
『新世紀エヴァンゲリオン』加持リョウジには「エヴァパイロットたちの前では良い兄貴分。ほかの女性たちの前ではプレイボーイ。そんな表情を見せながらもスパイとしての覚悟を見せるラストが印象的」。
「ジョーカー・ゲーム」（Ｃ）柳広司・KADOKAWA／JOKER GAME ANIMATION PROJECT
『ルパン三世』峰不二子には「名前や職業を偽ってどんな場所にも潜入できるのは、まさしくスパイそのもの！ ときには仲間であるはずのルパンさえ騙すほどだから」。
『Dr.STONE』あさぎりゲンには「司帝国のスパイとして登場したゲン。最初は腹の底が見えない不気味なキャラでしたが、今では科学王国の一員としてすっかり愛らしくなって微笑ましい」と2023年春に第3期を控えるタイトルにも投票がありました。
TVアニメ『Dr．STONE』キービジュアル2（C）米スタジオ・Boichi／集英社・Dr.STONE製作委員会
今回のアンケートでは『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャーが過半数の票を獲得する大差でトップに。10月からは第2クールの放送を控えており、その勢いはまだまだ続きそうです。
次ページのトップ20もお見逃しなく！
■ランキングトップ10
[“スパイ”キャラといえば？]
1位 ロイド・フォージャー（黄昏） 『SPY×FAMILY』
2位 安室透（降谷零） 『名探偵コナン』
3位 アンジェ 『プリンセス・プリンシパル』
4位 うちはイタチ 『NARUTO -ナルト-』
5位 ホークス 『僕のヒーローアカデミア』
6位 青山優雅 『僕のヒーローアカデミア』
7位 三好 『ジョーカー・ゲーム』
8位 朝野太陽 『夜桜さんちの大作戦』
8位 ライナー・ブラウン 『進撃の巨人』
10位 レイ 『約束のネバーランド』
（回答期間：2022年6月26日～7月3日）
次ページ：ランキング20位まで公開
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
