浪川大輔&加藤和樹による「ヘラクレス」未発表曲の初披露も! 「Disney 声の王子様」特別配信公演ライブレポ | アニメ!アニメ!

浪川大輔&加藤和樹による「ヘラクレス」未発表曲の初披露も! 「Disney 声の王子様」特別配信公演ライブレポ

豪華ボイスキャストがディズニーの名曲を披露する特別配信公演「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」が、7月22日に行われた。

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「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」Presentation licensed by Disney Concerts.(C)Disney
「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」Presentation licensed by Disney Concerts.(C)Disney 全 16 枚 拡大写真
木村良平、島崎信長、森久保祥太郎、浪川大輔ら豪華ボイスキャストがディズニーの名曲を披露する特別配信公演「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」が、7月22日に行われた。


ライブの様子【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
本公演は、4月11日に兵庫・神戸ワールド記念ホール、6月13日に神奈川・ぴあアリーナMMで収録されたシーンに、スペシャルアピアランスによるパフォーマンスを追加したもの。伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、島崎信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎のステージに加藤和樹、浪川大輔も加わる、オールスターキャストが揃う夢のライブとなった。

視聴者が公演の開始を待ちわびる中、画面にはディズニーアニメーションの名シーンの数々と、参加ボイスキャストのラインナップが一人ずつ映し出されていく。コメント欄やTwitterにはキャストの名前を呼ぶコメントがあふれる中で、本公演がスタートした。


ライブの様子【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
煌めく荘厳な城のステージセットに最初に登場したのは、ブルーグレーが基調の王子様らしい衣装に袖を通した太田基裕、仲村宗悟、森久保祥太郎だ。オーロラ姫とフィリップ王子が出会う運命的なシーンをバックに、「いつか夢で」(『眠れる森の美女』より)を優しい歌声で歌い上げ、夢の世界へと誘う。

続いて登場した伊東健人は、「僕の願い」(『ノートルダムの鐘』より)を聞く人を魅了する圧巻の歌唱力で壮大に歌い上げ、岡宮来夢は深く優しい歌声で「愛を感じて」(『ライオン・キング』より)を披露。視聴者をうっとりさせた。


僕の願い〔ノートルダムの鐘〕/伊東健人【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
続いて登場した木村良平は、「アラビアン・ナイト」(『アラジン』より)の歌唱と「ランプの伝説」(『アラジン』より)の朗読で織り成す幻想的なムードを作り上げ、見る人を引き込む。それに続いた浦田わたるは、変幻自在な声色と軽快なリズムで「ひと足お先に」(『アラジン』より)を歌い上げた。


アラビアン・ナイト〔アラジン〕/木村良平【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
さらに『アラジン』の世界は続き、アラジンがジャスミンを魔法の絨毯に乗せ未知の旅へ連れ出すシーンとともに、仲田博喜が「ホール・ニュー・ワールド」(『アラジン』より)を披露。きらめきにあふれるパフォーマンスで視聴者を魅了する。続く三浦宏規は、男性での歌唱が初となる「スピーチレス~心の声」(『アラジン(実写版)』より)を、思わず息を呑むような美しくも力強い歌声で響かせる。

続いて、手をおおきく振りながら満面の笑みで登場した島崎信長は、「コンパス・オブ・ユア・ハート」(シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ 東京ディズニーシー)を披露。まるで大海原を航海しているような、壮大な世界に一変させた。


コンパス・オブ・ユア・ハート〔シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ 東京ディズニーシー(R)〕/島崎信長【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
ライブ後半戦は、まず木村良平、浦田わたる、太田基裕、三浦宏規による『美女と野獣』の朗読から、植田圭輔が「愛の芽生え」を(『美女と野獣』より)を披露。軽快なリズムとともに広がる、温かな歌声で見る者の胸を躍らせる。

続く伊東健人と三浦宏規は、「美女と野獣」(『美女と野獣』より)を披露。本作の感動的なベルと野獣のロマンチックなダンスシーンに合わせ、幻想的に歌い上げた。

続いて、海をイメージした爽やかな水色とシルバーの衣装に身を包んだ仲村宗悟は、「アンダー・ザ・シー」(『リトル・マーメイド』より)の陽気なサウンドと軽快なダンスで盛り上げる。そんな明るく楽しい世界から一転、妖艶なメロディとともに立ちこめるスモークの中から現れたのは森久保祥太郎。「哀れな人々」(『リトル・マーメイド』より)をヴィランの魅力たっぷりに歌い上げ、見る人を闇の世界へ引き込む。


アンダー・ザ・シー〔リトル・マーメイド〕/仲村宗悟【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
そして、浦田わたると島崎信長が「パート・オブ・ユア・ワールド」( 『リトル・マーメイド』より)を微笑み合いながら息ぴったりに披露し、『リトル・マーメイド』の物語を紡ぐ。続いて、波の音とピアノの音色が響きわたる中に太田基裕が登場し、「どこまでも ~How Far I‘ll Go~」(『モアナと伝説の海』より)を優しい歌声で爽やかに歌い上げた。

そして、本公演が初披露となるスペシャルステージへ。“本当のヒーロー”を求めるヘラクレスの愛と勇気の冒険物語を描いた『ヘラクレス』を朗読するのは浪川大輔だ。一人でいくつもの声色を自由自在に使い分け、視聴者を『ヘラクレス』の世界に引き込んでいく。


【初出演】シューティング・スター〔ヘラクレス〕/加藤和樹&浪川大輔【画像をクリックしてフォトギャラリーへ】
その物語から流れるように加藤和樹が披露したのは、ライブ初披露となる『ヘラクレス』の主題歌「Go the Distance」。力強い美声で見る人を圧倒すると、そのまま加藤は「シューティング・スター」(『ヘラクレス』より)へ。映画本編では起用されなかったことからディズニーファンにとっての隠れた名曲となっている、本楽曲の日本語訳詞が本邦初披露となった。

コメント欄には歓喜と興奮のコメントがあふれる中、加藤の歌唱に浪川が加わると、二人の美しいデュエットに視聴者のボルテージも最高潮を迎えた。

いよいよライブも終盤。ここで東京公演に出演した全10名のキャストたちが、シルバーで統一されたきらめく王子様衣装に身を包み披露したのは、多くの人に愛されてきた東京ディズニーシーのデイタイム・ハーバーショー レジェンド・オブ・ミシカ(2014年まで)より「フィール・ザ・ラブ」だ。幻想的でダイナミックなサウンドと歌唱で、見る人も思わず心が踊るパフォーマンスとなる。

全キャストの挨拶では、岡宮が「今日という日が、みなさんにとって最高の一日になりますように!」、島崎は「配信のみんなも心のペンライトをたくさん振ってください!」、そして森久保は「まだまだ楽しんでいきましょう!」と煽り、キャストそれぞれがライブを盛り上げていく。

そしてラストを彩ったのは、誰もが口ずさんでしまう名曲「小さな世界」(ニューヨーク・ワールドフェアより)と、「ミッキーマウス・マーチ」(ミッキーマウス・クラブより)だ。

公演前には、本楽曲の振り付け映像が公開されたこともあり、ミッキーマウスのポーズを楽しく元気にパフォーマンスするオールキャストと一緒に、視聴者も画面の前で踊って一体に。興奮冷めやらぬコメントであふれるなか、惜しまれつつ公演の幕が閉じられた。

「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」のアーカイブ視聴チケットは、7月29日21時まで販売中。11月19日には今回のアリーナツアーの様子に加え、豪華映像特典を収録したライブBlu-rayの発売も決定しており、まだまだ目が離せない。引き続き「声の王子様」シリーズに注目となりそうだ。

「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021」
日時:2021年7月22日(木・祝)19:00~
<出演者>
伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、加藤和樹、
木村良平、島崎信長、仲田博喜、仲村宗悟、浪川大輔、三浦宏規、森久保祥太郎

■アーカイブチケット
発売期間 ~ 7月29日(木)21:00まで
視聴期間 ~ 7月29日(木)23:59まで

Presentation licensed by Disney Concerts.(C)Disney

《仲瀬 コウタロウ》

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