湯浅政明監督「きみと、波にのれたら」アヌシー映画祭にノミネート 「ルー」以来2度目のグランプリなるか | アニメ!アニメ!

湯浅政明監督「きみと、波にのれたら」アヌシー映画祭にノミネート 「ルー」以来2度目のグランプリなるか

湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』(6月21日ロードショー)が、「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門にノミネートされた。2017年の『夜明け告げるルーのうた』以来となる、クリスタル賞(グランプリ)の受賞に期待がかかる。

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『きみと、波にのれたら』(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
『きみと、波にのれたら』(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会 全 1 枚 拡大写真
湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』(6月21日ロードショー)が、「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門にノミネートされた。湯浅監督作品が同映画祭にノミネートされるのは4度目で、長編部門では2度目。2017年の『夜明け告げるルーのうた』以来となる“クリスタル賞(グランプリ)”の受賞に期待がかかる。

「アヌシー国際アニメーション映画祭」はフランス・アヌシーで開催される、ザグレブ、オタワ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭のひとつ。「カンヌ映画祭」からアニメ部門が独立し、1960年に設立されて以来、世界最大にして最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。
今年は、日本がゲスト国(Country of honors)に選出されたことから、日本のアニメーション文化を紹介する数々の特集を組み込んだ開催となる。

同映画祭には、これまでにも日本作品が数多くノミネートされており、1993年の宮崎駿監督作品『紅の豚』、1995年の高畑勲監督作品『平成狸合戦ぽんぽこ』はともにグランプリを受賞。
そのほか、2007年の細田守監督作品『時をかける少女』は特別賞、2011年の原恵一監督作品『カラフル』は特別賞と観客賞のダブル受賞、そして2015年の原恵一監督作品『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は審査員賞に輝いてきた。

湯浅監督にとって、同映画祭でノミネートされるのはこれが4度目で、長編部門では2度目。2017年の『夜明け告げるルーのうた』で、『平成狸合戦ぽんぽこ』以来22年ぶりにクリスタル賞(グランプリ)を受賞しているだけに、今回は日本人監督初の2度目の受賞という快挙にも期待がかかる選出だ。

「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、現地時間 6月10日から5日間にわたって開催予定。クリスタル賞(グランプリ)は、最終日である15日に発表される。

アヌシー国際アニメーション映画祭
開催地:フランス・アヌシー
開催期間(現地):2019年6月10日(月)~6月15日(土)

『きみと、波にのれたら』
6月21日(金)全国ロードショー

(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]

《仲瀬 コウタロウ》

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