ジブリ出身・米林宏昌監督による長編第三作目 今週注目の映画: 「メアリと魔女の花」
蒸し暑い日々が始まった7月第2週の注目映画は、米林宏昌監督の長編映画第3作品目となる映画「メアリと魔女の花」だ。
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2015年に、西村義明プロデューサーによって設立されたスタジオポノック第1弾となる本作。あらすじは、主人公の少女メアリが森で7年に1度しか咲かない不思議な禁断の花“夜間飛行”を見つけ、魔法世界の最高学府“エンドア大学”へ入学するも、彼女がついたひとつのウソから大事件が引き起こされていくというもの。1975年に発売されたメアリー・スチュアートの「小さな魔法のほうき」を原作とした作品で、映画公開に合わせて本作と同じものに改名した「新訳 メアリと魔女の花」が発売されている。
登場人物のキャストは、主人公のメアリ役を杉咲花が、ピーター役を神木隆之介が、マダム・マンブルチューク役を天海祐希が、ドクター・デイ役を小日向文世が、赤毛の魔女役を満島ひかりが、フラナガン役を佐藤二朗が、ゼベディ役を遠藤憲一が、バンクス役を渡辺えりが、シャーロット役を大竹しのぶが演じる
スタッフは、監督を米林宏昌氏が、脚本を監督と坂口理子氏が、音楽を村松崇継氏が、作画監督を稲村武志氏が、プロデューサーを西村義明氏が、主題歌をSEKAI NO OWARIが、アニメーション制作をスタジオポノックが担当する。
米林監督は、過去に2010年に公開された「借りぐらしのアリッティ」と2014年公開の「思い出のマーニー」の監督を務めた人物で、本作はジブリ退社後の第1作目の作品となる。スタッフは米林監督だけでなく作画監督の稲村武志氏を始めとした多くの元ジブリ関係者が集っている。そのためジブリ純正ではないものの、予告映像からその息吹を感じられるビジュアルであるため、ジブリファンにも注目の作品ではないだろうか。
「メアリと魔女の花」は、7月8日よりイオンシネマ系列を中心に全国劇場で公開予定だ。
《G.Suzuki》
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