「パワーパフガールズ」新作TVシリーズ製作発表 2016年に世界デビュー
米国生まれの人気アニメーション番組『パワーパフガールズ』が、本格的にリバイバルすることが明らかになった。2016年から放送開始する。
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アニメーション制作はカートゥーンネットワークスタジオ(Cartoon Network Studios) で、米国はもちろん、世界で広く放送する。同時に、キャラクター商品展開も積極的に進める。新作製作はまず、6月17日からラスベガスで始まったライセンシングエキスポ2014でプロジェクトを明らかにした。発表の場から、今後はテレビアニメーションを中心に積極的に商品化を進めていく方針が窺われる。
『パワーパフガールズ』は1998年に、カートゥーンネットワークでテレビ放送を開始した。原作、監督は数々の大ヒットアニメーション番組を生み出してきたクレイグ・マクラッケンである。ブロッサム、バターカップ、バブルスのスーパーパワーを持った幼稚園児の3人の女の子が活躍する本作はマクラッケンの代表作として知られている。
また目の大きなキャラクターたちは、マクラッケンが大好きだという日本アニメからの影響も指摘されている。これを受けて本作からインスパイアされた日本アニメのテレビシリーズ『出ましたっ!パワパフガールズZ』も制作され、2006年にテレビ放送された。
オリジナルのテレビシリーズは全78話、2003年に制作を終了したが、その後もスペシャル番組が数々作られている。2014年にはCGキャラクターになった“The Powerpuff Girls: Dance Pantsed”が登場し話題を呼んだばかりだ。
今回はテレビシリーズでの本格的な復活となる。テレビ放送開始は少し先になるが、いまなお世界的にファンがいる作品だけに、これを心待ちにするファンは多そうだ。
『パワーパフガールズ』はカートゥーンネットワークを代表する大型キャラクター。同局によれば、本作はデビュー以来25億ドル(およそ2500億円)の売り上げがあった。関連商品にはアパレルなどファッション分野のものも多い。
カートゥーンネットワークは、米国の大手子どもチャンネルで、6歳から14歳の男児に特に高い支持を受けている。米国だけで9900万視聴世帯があり、さらに世界194ヵ国にネットワークを持つ。
《animeanime》
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