「東京マンガラボ出張コラム部」第2回 上智大学漫画研究会編
全国の大学にある漫画研究会の有志によって運営しているマンガ系情報サイト『東京マンガラボ』。その出張コラム「東京マンガラボ出張コラム部」。今回は上智大学漫画研究会のbennyさんが気になるマンガをピックアップ。
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東京マンガラボ出張コラム部
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■ 「喰う寝るふたり 住むふたり」:日暮キノコ先生
最後に紹介するのが「コミックゼノン」にて連載中の日暮キノコ先生の「喰う寝るふたり 住むふたり」です。付き合って10年、同棲して8年になる長年カップルのお話です。
まぁ端的に感想と言えば「リア充爆発しろ!!」なんですが、この漫画はとても安心して読める漫画です。
些細な喧嘩、口論程度はあるんですがいつも最後は仲直り。その様はもう既に二人は夫婦のようです。まぁ二人が結婚していない理由も些細な理由なんですが(笑)伊達に10年も付き合ってないんだなぁって所がとても伝わってきます。お互い好きそうなところもきちんと理解してて、お互い嫌いなところもきちんと受け入れてる、二次元でも稀に見る理想のカップル像だと思います。
そしてこの漫画の面白い所が、一つのエピソードを彼氏視点、彼女視点で一話ずつ描かれている事です。しかもそれがとても「男って単純だなぁ。」というのと「女って面倒くさいなぁ。」って言うのが伝わってきて面白い。まるであたかも実話なんじゃないだろうか、というペースと内容でお話が進んでいきます。いつもの自分なら「この彼女萌え」とか「彼氏まじ爆発しろ!」とか思ってしまう恋愛漫画ですがこの漫画は思わず二人の恋愛をこれからも暖かく見守りたくなる、そんな漫画です。
『東京マンガラボ』
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