■ 「犯罪王ポポネポ」:小路啓之先生
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僕は小路先生の作品は「ごっこ」から入ったのですが、「ごっこ」とはまた違うテイストでこの作品は描かれています。
あらすじを説明しますと、世界中が恐怖した「犯罪王ポポネポ」と人物がいました。彼は今ままで警察に捕まることはありませんでしたがある日突然、ひょんなことから彼が逮捕されてしまいました。しかしそこはさすが犯罪王、すぐさま刑務所から脱走、その途中で彼を管理するため体内に埋め込まれたICチップを主人公のマルキに埋め込んでしまいました!それにより警察から「犯罪王ポポネポ」と思われて捕まってしまったマルキ…そしてマルキの犯罪者だらけの刑務所生活が始まる…!と言った感じが1巻の内容です。
2巻の内容は皆さんで読んでみてください(笑) 物語は特に突拍子もなく淡々と進んでいくんですが、どこか狂っている。犯罪者だけしかいないので狂っているのは当たり前なんですが、その狂っている中主人公のマルキがマイペースに進んでいくのが面白い。特に1巻の「ガラス割ってバイク盗んでも唄になるけど、強姦した曲なんて聞いたことねぇんすよ!」というセリフは僕のお気に入りです(笑) 気になった方は是非小路ワールドをお楽しみください。