東京造形大学の10年間:ZOKEI ANIMATIONS 10 years Selectionで作品が一堂
5月28日から6月2日まで、東京・京橋のart space kimuraにて「ZOKEI ANIMATIONS 10 years Selection」が開催される。東京造形大学造形学部デザイン学科アニメーション専攻領域で制作された10年間の作品を一挙に紹介するイベントだ。
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「ZOKEI ANIMATIONS 10 years Selection」は、その名の通りアニメーション専攻領域における10年間の概要を知る機会となる。会期中は1期生から今春卒業の第7期生まで約250名の作品の上映、さらに資料や原画も展示する。また、毎年好評の在学生による上映会「ANIZO 2013」も併催される。
この10年の大学でのアニメーション教育がどのような歩みだったのか、その一端を垣間見ることが出来るだろう。
東京造形大学の造形学部デザイン学科にアニメーション専攻領域が開設されたのは2003年。東京工芸大学の芸術学部にもアニメーション学科が開設され、東京工芸大学芸術学部にもアニメーション学科が開設された。大学でのアニメーション教育が本格化した年でもある。そうしたなかで誕生した。
当初から注目の才能を輩出したのが、同専攻の特徴だ。1期生には在学中に『電信柱のお母さん』や『蒲公英の姉』などを制作した坂元友介さん、『舌打ち鳥が鳴いた日』や『おばあちゃんの作業部屋』を制作した中田彩郁さんなどいる。
それ以降も、東京国際アニメフェア2013のクリエイターズワールドに出展していた徳永真利子さん、公開された自主制作の『お願い!モンスター』が注目されている稲葉大樹さんなどがいる。
10年の節目で、これまでの歩みを振り返ることは当時者だけでなく、アニメーションに関心がある全ての人にとって興味深いものになるに違いない。
会期中は11時半から19時まで(最終日は17時まで)オープンする。また、日曜日も開廊しており、足を向けやすい。
[真狩祐志]
東京造形大学アニメーション専攻領域10周年記念
ZOKEI ANIMATIONS 10 years Selection + ANIZO 2013
/http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/2013/wada.html
art space kimura ASK?
/http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/
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