JMangaの日本マンガ翻訳コンテスト 最終候補11作品をウェブ公開
日本マンガの海外向け公式配信のプラットフォーム「JManga.com」は、2012年7月より世界規模の日本マンガの翻訳コンテスト「Manga Translation Battle 2012」を実施中だ。
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コンテストは、日本マンガの海外普及の鍵となる良質な英語翻訳家の育成を目指している。少女マンガ、少年マンガ、青年マンガから選ばれた各1作品を課題に、世界中からその翻訳を募集した。
応募された作品がこのほど11作品に絞り込まれ、11月7日よりJManga.comにて公開されている。そして、12月2日まで、読者による投票を受け付けている。この投票結果は、今後、審査員の評価と共に最終審査に反映される。コンテストの課題は3作品のため、同じ作品で異なる翻訳もあり、マンガ翻訳を考えるうえで参考になる。
ファン投票を行うのは、マンガカルチャーのなかで重要なファンの意見を聴くというかたちを取り入れたものだ。大賞は12月中旬に発表、大賞受賞者は、2013年2月に都内で開催される文化庁メディア芸術祭期間中に開催されるシンポジウムへ招待される予定だ。
JManga.comは、国内出版社39社からなるデジタルコミック協議会の支援を受けて運営されている。海外向けのマンガ配信事業であると同時に、日本のマンガ文化の普及、正規のコンテンツの流通確保などを目指している。いわば日本マンガ文化振興のハブとしての役割を持つ。
マンガ翻訳コンテストも、そうしたひとつだ。コンテストはデジタルコミック協議会が主催し、文化庁メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業の協力を得ている。海外マンガ普及で必要が指摘される優れた翻訳家の発掘・育成の一翼を担う。今後、コンテストに参加した人材が、JManga.comなどの場で活躍することもあるかもしれない。
マンガ翻訳公式コンテスト「Manga Translation Battle 2012」
/http://www.facebook.com/jmanga.official/app_260529577390869
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