世界各国から作品集合 海外マンガフェスタ2012 今秋にビッグサイトで開催
日本マンガだけでなく、米国のアメコミ、ヨーロッパのバンドデシネ、さらに台湾や韓国の作品を一堂に集めたイベント「海外マンガフェスタ2012(FOREIGN COMIC FESTIVAL in TOKYO)」が、今年11月18日に東京ビッグサイトで開催される。
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フェスタは、同時期に開催されるオリジナル作品の同人イベントであるコミティアとの共催となる。会場は東京ビッグサイト・西棟アトリウムとしており、当日はコミティアの出展者1万人、一般来場者1万5000人、さらに海外作品に興味あるファンも含めた3万人の動員を見込む。
協力・後援には、京都国際マンガミュージアム、アジアMANGAサミット、学習院大学、明治大学、東京工芸大学といった日本の団体のほか、在日フランス大使館、ベルギー王国駐日大使館、駐日スペイン大使館、台北経済文化代表処、韓国コンテンツ振興院の名前が挙がっている。国内外の関連団体の協力を得ることで、イベントを盛り上げることになりそうだ。
イベントでは、世界各国のマンガ・アニメグッズの販売、同人誌の展示販売、さらに原画展や原画オークションなどを予定する。さらに出展者の募集も行っている。今後、詳細や大物ゲストなどを順次発表する。
日本はマンガ大国と知られ、近年は、作品の海外への紹介、輸出にも積極的に取り組んでいる。一方で、海外のアメコミやバンドデシネといった作品の国内への紹介は十分ではない。より豊かな文化を育むためにも海外の作品を積極的に取り入れるべきと意見は多い。
そうしたなかで、近年は、海外作品の国内翻訳出版が徐々に増えるなど盛り上がりの兆しを見せている。海外マンガフェスタ2012は、そんな動きをさらに盛り立てる力になりそうだ。
イベントの実行委員会の委員長は、「ユーロマンガ」の編集長でもあるフレデリック・トゥルモンド氏が就く。これまで日本でバンドデシネの紹介に尽力してきた人物だ。
主催者は、海外マンガフェスタは、世界中にあるさまざまなマンガ文化、驚くような表現手法や豊かな色彩を多く人に届けるものだとする。開催発表に合わせてオープンした公式サイトは、アメコミやバンドデシネ、台湾、韓国の作品コーナーも設けている。そこからは海外マンガフェスタ2012の国境を越えたマンガ文化を伝えたとの意気込みが感じられる。
海外マンガフェスタ
FOREIGN COMIC FESTIVAL in TOKYO
http://www.kaigaimangafesta.com/
会場
東京ビッグサイト
開催日時
2012年11月18日(日)
11時〜16時
《animeanime》