このオークションは、アニメーションを支える子どもたちの夢と希望の役に立つことを目的に2005年から開催されている。オークションへの出品物は日本動画協会の加盟企業から善意によって提供されたものである。
2005年には三宅島帰島者支援と新潟中越地震・スマトラ沖地震津波の被災者に400万円以上、2006年には三宅島帰島者支援と障害をもつ子供たちへの支援におよそ300万円の寄付が行なわれている。
およそ100点ほどの出品物からのこの高い売上げは、出品物の多くが非売品アイテムや人気クリエイターや制作スタッフのサインやイラストが入ったものだからだ。このため熱心なアニメファンから高い人気を呼び、オークションの落札価格は高めになる傾向がある。
しかし過去2回、熱心なファンのパワーをみせつけた競りあがり式のステージオークションは、今回は開催されないようだ。投票形式のサイレントオークションのみが概要にあがっている。
日本動画協会のサイトでは、このオークション出品物の一部が既に公開されている。スーパーアニメーターとして名高い土器手司さんの書き下ろしポスターイラストを筆頭に、『劇場版機動戦士ガンダム』のセル画や、声優陣のサインの入った『コードギアス』の台本、川元利浩さん、逢坂浩司さんによるサイン色紙などが人気を呼びそうだ。
出品物はサイトに掲載分も含めて、全てが東京国際アニメフェアの会期中に会場で確認出来る。また、その場でオークションへの投票を行なうことも可能である。
/中間法人日本動画協会
/東京国際アニメフェア2007
/東京国際アニメフェア2007チャリティオークション
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