CV石田彰が引っ張る4人がエモすぎる…CV保志総一朗はヒロインで、CV皆口裕子はマジで“イケる”と思わせてくれる!『テイルズ オブ エターニア リマスター』はキャラが素晴らしすぎた | アニメ!アニメ!

CV石田彰が引っ張る4人がエモすぎる…CV保志総一朗はヒロインで、CV皆口裕子はマジで“イケる”と思わせてくれる!『テイルズ オブ エターニア リマスター』はキャラが素晴らしすぎた

キャラの魅力はそのままに、プレイはより快適に!時代を感じる声優たちの名演にも注目!

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『テイルズ オブ エターニア リマスター』スクリーンショット
『テイルズ オブ エターニア リマスター』スクリーンショット 全 27 枚 拡大写真

2026年10月15日にNintendo Switch 2やNintendo Switchをはじめ、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Steamにて発売した、『テイルズ オブ エターニア リマスター』。本作は今から26年前、2000年にPlayStationで発売されたゲームだ。

『テイルズ オブ』シリーズは、バンダイナムコエンターテインメントが1995年の『テイルズ オブ ファンタジア』以来展開している人気RPG。アクション性の高いバトルと、仲間との絆を描く感動的なストーリーが魅力で、『シンフォニア』『ベルセリア』『アライズ』など多数の作品がある。

ゲーム内に挟まれる主題歌付きアニメーションや、アニメキャラクターがそのまま動いているかのようなキャラクタービジュアルが、アニメファンからも大人気。毎年イベント「テイルズ オブ フェスティバル」を開催しており、シリーズでキャラクターボイスを担当した小野坂昌也、小西克幸、鳥海浩輔など多くの声優が出演している。

このたびの『テイルズ オブ エターニア リマスター』は“リマスター”の名の通り、当時よりグラフィックは鮮明に、システムを遊びやすくしたタイトル。元となる『テイルズ オブ エターニア』は『テイルズ オブ』シリーズの中でも高い人気を誇っている。ゲーム全体に色濃く残る2000年代ならではのRPGの質感と、独特のキャラクター描写は、26年の時を経ても色あせることがない。

今回、筆者はありがたいことにそんな本作をプレイする機会をいただいた。この記事では本作に初めて触れた筆者の感想と、リマスターから追加され、RPGに普段触れていない人でも遊びやすくなった各種システムについて紹介していきたい。

そこで、まずはそういった本作ならではの要素が、令和で本作に初めて触れることとなった、『テイルズ』初心者な筆者の目にどのように映ったのかについてお伝えしたいと思う。まずはリッドやファラ、キールなどの魅力的なキャラクターたちを眺めていこう。

今でも魅力たっぷりの愛すべきキャラクターたち

ゲームを起動して筆者が最初に思ったのは、あまりにもキャラと声優陣が良すぎるということだ。物語のあらすじは一旦置いておいて、ここではキャラクターの魅力について少し感想を語らせてほしい。

まず、本作は4人でパーティを組んで進めるRPGだ。今から紹介する4人は物語序盤から中盤まで行動を共にするのだが、中盤以降はここに「チャット」「フォッグ」という2人のキャラクターも加入することになる。しかし、残念ながらその2人について筆者はあまり深いことが書けない。

なぜなら、筆者は最初の4人をずっとパーティから外さずに進めていたからだ。正直言って、この4人は完璧すぎる。

各キャラクターが他の3人に対して深い関係性を持っており、なおかつ「キャンプスキット」というキャラクター同士のボイス付き会話イベントを通して育んだ、プレイヤーの個人的な思い入れもある。とにかく、筆者は本作をプレイして、この4人のキャラクターが大好きになってしまったのである。

『テイルズ オブ エターニア リマスター』キャンプスキット

そんな筆者がお気に入りになった最初の1人目、主人公「リッド・ハーシェル」だが、このキャラを演じる石田彰さんの演技が神がかっている。『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラや、『銀魂』の桂小太郎の声優だ。なお、これらのボイスはもちろん2000年のオリジナル版から。

初代PS時代のゲームでここまでテキストにボイスが付いていることにも驚かされたのだが、それ以上に彼の名演にとても驚かされた。石田さん演じるキャラクターといえばなんとなく裏のありそうな人物や理知キャラのようなイメージで、RPGの主人公のイメージはあまり無かった(正直キャラデザインだけで言えば、完全にキール役の方だろと思っていた)。

しかし、実際にプレイしてみるとそのイメージもどこへやら。まっすぐで純粋なリッドの人柄を完璧に演じ切っていて感動を覚えたのだ。

しかもこのリッドというキャラは普通のRPG主人公と違って、どこか小市民的な一面を持ったひねりのあるキャラクターである。世界を襲う危機に対しても「それは国王がなんとかしてくれるから、報告だけでいいだろ」とか言っちゃうようなキャラクターなのだ。そんなリッドの一般人な一面も、石田さんの声があったからこそより説得力のあるキャラクター描写になっているように感じた。

次に、リッドの幼馴染でありパーティのヒロインである「ファラ・エルステッド」だが、このキャラも『美少女戦士セーラームーン』の土萠ほたる/セーラーサターン役でも知られる声優の皆口裕子さんの力で何倍にも魅力が増している。

とても快活な性格で「イケる、イケる」が口癖の彼女。物語序盤では仲間を巻き込んでどんどん先に進んでいく少々能天気な一面も持っており、正直テキストだけ読めば「ヒロイン……?」となるような描写も多い。

だけど、声が可愛いから許してしまう。ファラがたまに見せるお姉さんのような振る舞いや、リッドの前でだけは少し弱気になってしまう等身大の少女の一面なども、全てこの声あってこそのものだと感じる。皆口ボイス恐るべし。

そしてこれまたリッドの幼馴染であり、序盤からパーティに加入する学者の「キール・ツァイベル」というキャラがいる。

実を言うと、この作品の本当のヒロインはコイツである。めちゃくちゃクールでカッコイイ見た目をしており、オープニングムービーでは明らかに強キャラの風格を纏っているが、ふたを開けてみれば物語中常にヒロインムーブをかましている。学者だから道中ですぐにへばって休もうとするわ、乗り物酔いでふらつくわ、魔物を相手に一番怯えてるわで、ことあるごとにリッドに心配されたり守られたりしている。

しかも、本人としては背伸びして理知キャラを演じようとしているらしく、時折小難しい話をしてはパーティメンバーに話の腰を折られガックリするという可愛い一面まで持っている。『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマトや『ひぐらしのなく頃に』前原圭一を演じた声優の保志総一朗さんも、終始一貫してキールの年相応の幼さ、少年性にフォーカスして演じられているように感じた。

かつて2000年代に同人活動を行っていたお姉様たちの気持ちを筆者が理解できたのも、無理からぬ話である。あまりにも魅力的すぎるキャラクターだ。

そんなキールと作中で一番絡みが多いのが、本作のカギを握る「メルディ」だ。CVは南央美さん。主人公たちが住む世界とは異なる世界からやってきたキャラクターであり、序盤は架空の言語である「メルニクス語」を喋るので何を言っているのか分からない。

しかし物語中盤からはカタコトだが意思疎通ができるようになり、意外にも頭のいい秀才キャラだということが判明してくる。カタコトで田舎っぽい喋り方なのに、実はとんでもない文明人というギャップを持つキャラクターである。

このメルディとキールの絡みが、個人的には好きだ。初めはよそよそしい態度でメルディに接するキールだが、旅を続けていく中で次第にメルディに心を開いていき、最後には真に信頼できる仲間として受け入れ合う。

『テイルズ オブ』シリーズはキャラクターの心理的成長が描かれることが重要なテーマの作品だが、この2人の関係性はそうしたテーマを象徴するようなものとなっている。テイルズおなじみのキャンプスキットでこの2人のコミカルな会話が特に多いのも、そうしたテーマを描くゆえなのではないかと思う。

いのまたむつみさんのキャラクターデザインは現在のテイルズに慣れ親しんだ筆者にとってはかなり時代を感じさせるものだったし、当時は斬新だった物語上の設定や展開に関しても、今では特に驚かないものが多い。しかしこのキャラクター4人の魅力は、そのボイスを含め、令和に初見でプレイする筆者の心をがっちりと掴んで離さない。今なお傑作とされる『エターニア』の魅力の一部を、十分に感じ取れた。

また、これは余談だが、この時代のRPGに見られる「やたら多いミニゲーム」の要素や「乗り物シーンで使われる当時としては最高峰だったであろうプリレンダムービーの質感」も、令和の今だからこそどこか輝いて見える。

唐突に挟まれる“UN〇”のようなカードゲーム、学術都市ミンツで行われる謎の玉避けゲーム、あるいはマップ移動シーケンスで挟まれる列車のミニゲームなどは、恐らく今の時代では「シナリオと関係がなさすぎる」という理由で真っ先に削られるようなものばかりだ。しかし、そうした雑多なミニゲームを物語のあらゆる場面で所狭しと詰め込んでいるところに、この時代のRPGの勢いのようなものが見られて、なんだか乙な気分になってくる。

ありがたい倍速プレイとブースト機能

キャラクターについて語りすぎてしまったので、本作のシステム面についても解説しよう。といっても2000年に発売された本作のバトルシステムを一から解説するのでは意味が無いので、ここではリマスターから追加された新機能、特に倍速モードと各種のブースト機能について紹介したい。そう、これらの機能が、古いRPGを非常に遊びやすくしているのだ。

まず一番大きな要素として、本作ではバトルをワンボタンで倍速かつオートモードに切り替えられる。このモードに切り替えるだけで全てのバトルが操作不要になり、なおかつ2倍速で進んでいくことになる。

この機能のおかげで、面倒なレベリング作業やザコ戦での操作に煩わされることなく、プレイヤーは物語に集中して楽しむことができる。筆者がキャラクターの魅力にフォーカスできたのも、この機能のおかげといっていい。

さらに、そもそもザコとエンカウントしないようにする設定や経験値を4倍にする設定など、ゲームの難易度を根本から変えるようなブースト機能も用意されている。これらの機能を活用すれば、本作の進行はプレイヤーの思いのまま。忙しい令和のゲーマーにとってこの機能は非常にありがたい。

しかし、これらの機能だけに頼って進めることにも一応デメリットはある。倍速にした瞬間操作は全てオートモードに切り替わるので、プレイヤーは任意の技やコンボを使うことができなくなるほか、オートモードのAIはお世辞にも賢いとは言えないので、余計な被弾や、重要なリソースであるTPの浪費なども発生する。

そして倍速オートの最も大きいデメリットとして、本作から導入された、超火力の必殺技「秘奥義」も使えなくなるという点が挙げられる。シリーズではお決まりとなっている秘奥義だが、本作の秘奥義はその名の通りマジで「秘されて」おり、ゲーム内チュートリアルには登場しない(筆者も調べるまではその存在に気付かなかった)。

秘奥義を使いたい場合は発動方法を自分で調べ、その通りに操作する必要があるのだが、倍速およびオートモードでは確実に発動することがない。また、敵へのダメージを4倍にするブースト機能などは、自分が受けるダメージも4倍になるなど、少々特殊な仕様になっている点も注意したい。

しかしいずれにせよ、どの機能もオンにすることで冒険がはるかに楽になることは確実なので、できるだけ楽にクリアしたいという筆者のようなゲーマーは積極的にブースト機能を活用するといいだろう。

個人的にありがたかったのは「キャンプ時にTPも回復する」という設定項目。効果としては地味だが、難易度を下げつつ、かといってヌルゲーにもならない、煩わしいリソース管理だけを無くしてくれるとても気が利く機能だと感じた。


以上、本作を初見で遊んだ筆者の感想であった。ほとんどキャラクター紹介のような記事になってしまったが、裏を返せば、本作はそれほどまでに魅力的なキャラクターを持った作品ということでもある。令和でも平成でも、いつの時代でも魅力的に映る『エターニア』のキャラクターたち……これを読んだ方もぜひ、この機会に彼らに会いに行ってみてはどうだろうか。

『テイルズ オブ エターニア リマスター』はNintendo Switch/Switch 2、PS4/PS5、Xbox Series X|S、Steamで発売中だ。

Tales of Eternia™& (C)Bandai Namco Entertainment Inc. (C)いのまたむつみ

《植田亮平》

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