TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season 第16話「ナツキ・スバル」が9月9日より放送。

シャウラを救うため、そして第2の試験を突破するため、波状攻撃で訪れる“五つの障害”に対抗しようとしたスバル。しかしロイ・アルファルドとレイド・アストレアの対決や、ライ・バテンカイトスの襲撃、シャウラのサソリ化、魔獣の大群など、どれかに対応すればどれかに後ろから刺される状況が続き、15回の死に戻りをもってしても打開の糸口は見えませんでした。
そんな中、恐怖で足腰が立たなくなるほど追い詰められたスバルの前に、とある死者の書が……。ナツキ・スバルのものと思しきその死者の書は、まるで彼に語りかけてくるかのようにその存在を示し、スバルと自分を引き合わせました。
はたしてスバルは“記憶を失う前の自分”とどう向き合うのか……!?
「ナツキ・スバル」のサブタイトルで繰り広げられた衝撃エピソードは、「名前回は鉄板!」と面白さが保証された『リゼロ』のジンクスに沿うまさに“神回”のひとつ。しかもそれは『リゼロ』のアニメ放送10周年を記念するような内容でした。
そこで本稿ではその感動エピソードの内容を振り返るとともに、Xにポストされた視聴者の、リアルタイムの反応をお届けします。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意ください。

◆スバルの前にスバルが登場!
新たな権能を得たことで、魂を感知し、その位置を特定することができるようになったスバル。彼は書庫に不思議な反応があることに気付き、その正体が自分の死者の書であることを知りました。
手にした本のタイトルは「菜月昴」。つまり書庫はこれまでの死に戻りをすべて観測していたということ。記憶を失う前の“ナツキ・スバル”の体験がすべて記録されていたのでした。
記憶を失う前の“ナツキ・スバル”は、今の弱虫のナツキ・スバルとどう違うのか? どうやったらそんなに強くなれるのか? 窮地を打開する方法を探し求めていたスバルは、意を決してそれらの“足跡”を辿ることにします。

そんな彼が追体験したのは、“ナツキ・スバル”が初めてこの世界にやってきた時のこと、エルザに腹を裂かれた時の記憶、レムとラムのために崖から飛び降りたこと、パックに氷漬けにされたり、ペテルギウスと対決したり、魔獣の「大兎(おおうさぎ)」に喰われたりと、死に戻りをするたびに巻を重ねる地獄のような体験でした。
視聴者も第1話を振り返った当初は「うわ、懐かしい……」「最初じゃん!」「記念すべき初回かぁ……。あれから10年経ちます」と懐かしがっていたものの、巻を追うごとに「今まで死んだルートを一気に全体験したら精神ぶっ壊れそう」「あれだけ太い本なのに、戻った数だけ丁寧に巻が分かれてるのか」「全部追うのは地獄やで」と真顔になっていきます。
その一方で、「色々とありましたねぇ……」「頭ぶっ飛んだのもあったねー」「雪うさぎはトラウマ」「パックさんに凍らされた回……」と、その死にざまからそれぞれの“トラウマ回”に思いを馳せていました。

こうして“ナツキ・スバル”の記憶を辿っていったスバルは、今の自分にはできないことを“記憶があった頃のスバル”に求め、彼がいかにして“スーパーマン”になったのか探ろうとしました。
そんな彼の前に現れたのは、記憶の回廊にいた“記憶を失う前のスバル”です。
「よっ、もうひとりの俺」
今のスバルと違って昔のスバルには余裕があり、「求めるものはこれまでの追体験で手に入ったはずだ」と冷静に答えました。しかし、それで納得がいかないのが今のスバルです。彼は死に戻りを“死んでやり直しができるだけの力”と過小評価し、やり場のない感情を昔のスバルにぶつけます。
「だから誰も救えなかった! みんな死なせる! 俺が弱いせいで何回繰り返しても誰も救えない!!」
視聴者もそんな両者のやり取りを「スバルとスバルがつながった」「こうしてみると別人やな」「いつものスバルを見れて安心するな」と見守ります。

ひとしきり感情をぶつけた今のスバルはようやく冷静さを取り戻すと、昔のスバルに記憶を失ったあとの出来事を伝えました。そして両親に謝ってくれたことに「ありがとう」、オットーとガーフィールを助けてくれたことに「ありがとう」、ペトラとフレデリカとアーラム村の人々を助けてくれて「ありがとう」、ベアトリスを連れ出してくれたことと、エミリアを好きになってくれたことにも「ありがとう」を伝えました。
スバルとスバルが行っていたのは、まさに記憶の統合でした。それはつまり、昔のスバルに今のスバルが吸収されるようなもの。視聴者は「あー、そっちが消えるの」「新スバルお前……消えるのか……?」「どういう心境でアフレコしたのか」と“短い付き合い”を惜しみます。そして昔のスバルにすべてを託す今のスバルに「誰かに助けを求めるんじゃなくて、自分自身に自分を託せるのホントにスバルだけだと思う」と想いを寄せました。

こうして今のスバルは消滅し、記憶の回廊に残ったのは今のスバルだけに。記憶の回廊に潜んでいた3人目の暴食の大罪司教ルイ・アルネブは目論見が砕かれ、スバルに対して恐怖し彼を現実世界へと追い出してしまいます。

現実世界に戻ったスバルはその足でライと対決していたエミリアの元へと急行。一本指を天高く突き上げてこう言い放ちました。
「俺の名前はナツキ・スバル! エミリアたんの一の騎士!!」
スバルの完全復活に視聴者は「おかえりスバル!」「泣けるわ……前が見えねぇ」と拍手で迎え、ようやく放たれた「エミリアたん」呼びにも「エミリア”たん”!」「エミリアたん キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!」と湧きます。
そして視聴者と同様、スバル復活を理解して笑顔を見せたエミリアとともに、「ナツキ・スバル、復活!」「スバル戻ったー! 鳥肌やばい」「スバルはこうでなくちゃ」「やばい最後のスバルとエミリアの表情で泣いた」と嬉し涙を流しました。
さてスバル完全復活でこの難しい状況はどのように打開されるのか? 次回放送は9月16日。第4期もラストスパートです!

◆◆◆『TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season』放送情報◆◆◆
■《喪失編》(全11話)4月8日(水)より TOKYO MX、AT-Xほか全国21局にて
■《奪還編》(全8話)8月12日(水)より放送開始
■STAFF
原作:長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)、キャラクター原案:大塚真一郎、監督:篠原正寛、シナリオ監修:長月達平、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン・総作画監督:佐川 遥、モンスターデザイン:千葉啓太郎、プロップデザイン:岩畑剛一/鈴木典孝、美術設定:青木 薫(美峰)、美術監督:木下了香(美峰)、色彩設計:坂本いづみ、撮影監督:宮城己織(T2studio)、3Dディレクター:居嶋健太郎(FelixFilm)、編集:須藤 瞳(REAL-T)、音楽:末廣健一郎、音楽制作: KADOKAWA、音響監督:明田川仁、音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)、音響制作:マジックカプセル、アニメーション制作:WHITE FOX、製作:Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会
■CAST
ナツキ・スバル:小林裕介、エミリア:高橋李依、ベアトリス:新井里美、ラム:村川梨衣、レム:水瀬いのり、ユリウス・ユークリウス:江口拓也、アナスタシア・ホーシン:植田佳奈、メィリィ・ポートルート:鈴木絵理、シャウラ:ファイルーズあい、レイド・アストレア:杉田智和、ライ・バテンカイトス/ロイ・アルファルド:河西健吾、ルイ・アルネブ:小原好美
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会



