TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season第15話(第81話)が放送されました。
初代剣聖レイド・アストレアが暴食の大罪司教ロイ・アルファルドだった!? 乗り越えるべき試練が明かされるのと同時にレイドの思わぬ正体まで明かされた先週放送分では、衝撃的な展開のまま幕を閉じました。しかし今週放送分の第81話「一途な星」ではさらなる“秘密”も明かされ、スバルの背中を押す大きな要因となります。
第4期《奪還編》も残りあとわずか。シーズンクライマックスへと向けて、これまでの国難を吹き飛ばす勢いで“奪還”をはじめる『リゼロ』。はたしてスバルたちはどのような運命をたどるのか!?
本稿ではそんな第81話の名場面をピックアップしつつ、視聴者のリアルタイムの反応をお届けします。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

◆シャウラを救いたい!
なぜレイドが暴食のロイなのか?
ユリウスによれば、肉体は確かにロイのものである一方、精神はレイドのままといいます。つまり一度はロイに“食われた”彼はその強靭な精神力でロイから肉体の主導権を奪い、それによって実体を得たとのこと。この実体化により二層から降りてくることができるようになったのでした。
これに視聴者は「乗っ取っただと!?」「レイド強すぎるだろ」「レイドとロイでは魂の格が違う」と改めてレイドの強さに驚嘆します。そしてその強さを、スバルはその命をもって再び知るのでした。

レイドの攻略が難しいとなれば次はサソリの魔獣です。死に戻りをしたスバルは、魔獣を迎撃していたシャウラに「俺が死ねって言ったら死んでくれるのか?」と問いました。彼はシャウラが謎のサソリ化をする前に排除しようと考えたのです。
死に戻りをしてからシャウラの元へとやってくる間、スバルは自分の無力さを痛感しており、本来ならそのような手段は取りたくないとばかりに自分を責めました。つまりシャウラへの頼みは無力さが招いた生贄のようなもの。しかし事情は分からないながらも、シャウラは「お師さま(スバル)のためなら!」と何のためらいもなく了承しました。それはいつものハイテンションなシャウラであり、スバルに心酔するからこそ即答できたことです。
この400年、シャウラは顔も分からない“お師さま”をひたすら待ち続け、彼のためならどんなことでもしたいと思えるほど憧れを募らせに募らせてきました。普段はハイテンションにリアクションする彼女ですが、決して大げさな反応ではなく、すべて本心から出たものです。どんな無理難題でもスバルのためなら躊躇なく実行しますし、スバルに「命を断て」と言われたら素直に従います。それが彼女なりの愛情表現であり、彼女にとってのすべてでした。
しかしそんな彼女でも、試験の5つめのルールだけは何度問われても「ないっす!」と嘘をついて話してくれません。
その理由は話したくないから。そこにいつもの明るい彼女の姿はなく、どこかうしろめたさと寂しさを感じさせる雰囲気があります。そしてスバルに詰め寄られると、これまでにない動揺した声で「まだ4日っすよ? まだ、たった4日っす。お師さまたちがこの塔に来てくれて、4日なんす……」と涙をこぼしはじめました。

シャウラは400年もの間待ちました。たったひとりで、ただひたすら“お師さま”が来る日だけを信じて待ちました。誰もいないテーブルに食事を用意した日もありました。それがようやく叶い、念願のお師さまに会えた!と思ったらこの状況です。
「だってこれを話したら、お師さまは試験のクリア方法に気付くっす! だからこれを話したら、話しちゃったら……、あーしとお師さまの時間が終わっちゃ……」
シャウラはもはや、最後の言葉が聞き取れなくなるほど泣きじゃくっています。
「クリアしてほしくないから話さなかったのか……」「400年待って、実質2日で終わっちゃったら寂しいよな……」「シャウラ、本当に一途だな……辛いな……」
シャウラの本心に心動かされたのは視聴者だけではありませんでした。スバルは5つめのルールである「試験の破壊を禁ぜず」を聞き出すと、何のためらいもなく塔から身を投げて死に戻りを発動させようとしました。誰かがルールを破ったことでサソリに変化しはじめていたシャウラでしたが、状況が分からず、スバルを救うために自らもまた彼の後を追います。
スバルを絶対に傷つけたくない。そのためサソリに変身しながらも、必死に手を差しのべて追いつこうとするシャウラ。スバルはそんな彼女に、心強い笑みを向けました。
「俺は、お前を助けていいんだな」
命を絶ってもらうしか方法がないと考えていたスバルの胸に宿ったのは、5つめのルールという希望です。
シャウラを犠牲にしなくてもいい。助けられる方法が必ずどこかにあるはず! もはやこれはただの戦いではありませんでした。シャウラを救うための戦いでもあります。そのためスバルは死を恐れず、何度も死に戻りを重ねることで活路を見出そうと、無謀なチャレンジに飛び込むのでした。
「サソリになっても、なお助けようとするシャウラよ……」。シャウラの境遇に涙していた視聴者は「記憶リセットからよくここまで来たよ」「ナツキ・スバルがカッコ良すぎる」「リゼロ史上、一番かっこいいシーン」と、身を投げたスバルを称賛しつつ、死に戻りを繰り返すスバルに「マジで総当りじゃん」「気が狂うに決まってる」とひたすら成功することだけを祈りました。
そしてレイドに精神を乗っ取られて、ロイからレイドへと口調が変化していく河西健吾さんのお芝居に「口調がどんどんレイドに」「声優すご!」と圧倒されながらその推移を見守ります。
しかしどうやってもレイドとロイの対決は回避できない。そもそもレイドは倒せない。魔獣の大群に対処しようにも、塔から出たらシャウラがサソリ化する。もうひとりの暴食であるライの対処も難しく、レイドとのバッティングは問題ばかり……。

そうしているうちに、ついにスバルにも限界が……。リトライを重ねすぎたせいでついに恐怖心で足が動かなくなり、“記憶を失った今の自分”に失望してしました。

自分は弱すぎる。こんな時こそ“ナツキ・スバル”が必要なのに! そんな中、彼はあることに気付きます。書庫の中に認められた不思議な反応。その棚へと全力で這っていった彼が手にした本に書かれていた本のタイトルは、なんと「菜月 昴」(ナツキ・スバル)……。
「え? え? え!! なんでスバルの本があるの!?」「なんというか、えらいもんでてきたわね……」「鳥肌やばい」
ついにゲームの盤面が大きく変わる時がくるのか? 次回放送は9月9日。ますます目が離せません。

◆◆◆『TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season』放送情報◆◆◆
■《喪失編》(全11話)4月8日(水)より TOKYO MX、AT-Xほか全国21局にて
■《奪還編》(全8話)8月12日(水)より放送開始
■STAFF
原作:長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)、キャラクター原案:大塚真一郎、監督:篠原正寛、シナリオ監修:長月達平、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン・総作画監督:佐川 遥、モンスターデザイン:千葉啓太郎、プロップデザイン:岩畑剛一/鈴木典孝、美術設定:青木 薫(美峰)、美術監督:木下了香(美峰)、色彩設計:坂本いづみ、撮影監督:宮城己織(T2studio)、3Dディレクター:居嶋健太郎(FelixFilm)、編集:須藤 瞳(REAL-T)、音楽:末廣健一郎、音楽制作: KADOKAWA、音響監督:明田川仁、音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)、音響制作:マジックカプセル、アニメーション制作:WHITE FOX、製作:Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会
■CAST
ナツキ・スバル:小林裕介、エミリア:高橋李依、ベアトリス:新井里美、ラム:村川梨衣、レム:水瀬いのり、ユリウス・ユークリウス:江口拓也、アナスタシア・ホーシン:植田佳奈、メィリィ・ポートルート:鈴木絵理、シャウラ:ファイルーズあい、レイド・アストレア:杉田智和、ライ・バテンカイトス/ロイ・アルファルド:河西健吾、ルイ・アルネブ:小原好美
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会



