今さら聞けない『呪術廻戦』アニメ第3期の“難所”を完全解説!「死滅回游」はどうなれば勝ち?主要キャラの目的から術式の理屈まで徹底ガイド | アニメ!アニメ!

今さら聞けない『呪術廻戦』アニメ第3期の“難所”を完全解説!「死滅回游」はどうなれば勝ち?主要キャラの目的から術式の理屈まで徹底ガイド

3月26日(木)、TVアニメ『呪術廻戦第3期 死滅回游 前編』は大きな余韻を残しながら幕を閉じた。

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(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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3月26日(木)、TVアニメ『呪術廻戦第3期 死滅回游 前編』は大きな余韻を残しながら幕を閉じた。

本作は「ルール説明」と「専門用語」が極めて多く、初見ではパニックになりやすい内容であったといえるだろう。そこで第4期を100%楽しむために、これだけは押さえておきたい「3つのポイント」を整理した。

「優勝」のないデスゲーム――死滅回游の勝利条件と虎杖たちの狙い

『呪術廻戦』第59話「仙台結界」(第3期第12話)先行カット

第3期のメイン舞台となった「死滅回游」は、黒幕・羂索(けんじゃく)が仕組んだ殺し合いの強制である。しかし実はこのゲーム、優勝を目指したり、最後まで生き残れば勝ちという性質のものではない。羂索の真の目的は、不死の術師である天元(てんげん)と全人類を同化させることで人類の“進化”を促すこと、言い換えれば「1億人呪霊」を作りだすことにある。その手段として、日本中の呪力を活性化させる必要があり、ゲームが永続すること自体が計画の一部となっている。

一方で、主人公・虎杖悠仁や伏黒恵たち高専側が目指しているのは、ゲームのクリアではなく「ルールのハッキング」。100ポイントを貯めて新しいルールを追加し、「身代わりを立ててゲームから離脱できる」仕組みを作り、伏黒の姉・津美紀を救出すること。同時に、五条悟の封印を解くための「鍵」を探し出すこと。つまり、高専側の勝利とは「大切な人を救い出し、現代最強の術師を戦線復帰させて、羂索の計画を阻止すること」に他ならない。

乙骨、九十九、鹿紫雲一――入り乱れる重要キャラの目的と現在地

『呪術廻戦』第59話「仙台結界」(第3期第12話)先行カット

3期では多くの新旧キャラクターが入り乱れた。乙骨憂太の当面の目標は、虎杖たちがルールを追加するために必要な100ポイントを稼ぐこと。石流龍、烏鷺享子といった強キャラがひしめく仙台結界(コロニー)にて、ポイントゲッターとしての役割を完遂しようとしている。 新キャラである400年前の術師である鹿紫雲一の目的は、自らの渇望を満たすため、史上最強の術師である「両面宿儺」と戦うことにある。その手がかりを得るためにポイントを稼ぎ、最強との対戦を待ち望んでいるのだ。 また、特級術師の一人、九十九由基は、現在は天元を羂索から守るため、最深部の「忌庫」に待機中。呪霊を発生させないという「根本的な解決」を目指す彼女が、どんな役割を見せるのか今後に注目だ。

「意味不明」の声も…日車、高羽、レジィの難解術式の理屈

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3期のバトルが難解なのは、術式が物理的な打撃ではなく「概念・ルール・条件」を操るものになったからだ。その代表例が、日車寛見(ひぐるまひろみ)の領域展開「誅伏賜死(ちゅうぶくしし)」だ。これは領域展開が「必殺」ではなく「必中」のルール強制型であるという特徴を持っている。領域内では「裁判」が行われ、相手が有罪なら「術式使用禁止」などのペナルティが課される。弁護士の彼らしい、法解釈がそのまま武器になる能力である。

新星・高羽史彦の「超人(コメディアン)」は、術師本人が「ウケる」と確信したイメージを具現化。爆発やダメージすらもギャグとして無効化、あるいは書き換えてしまう。本人の自覚がないままに発動する、物理法則を無視した極めて異質な術式といえる。特筆すべきは、「五条悟にも対抗できる」とナレーションで紹介された点だ。五条の「無下限呪術」はあくまで空間の概念だが、高羽が「ここで背中を叩いたら面白い」と思えば、五条の無下限バリアすら貫通して物理接触が可能になるのだ。まさに、論理(ロジック)を笑い(ナンセンス)で破壊する、最強のアンチ能力と言えるだろう。

一方、レジィ・スターの「再契象」は、レシートの「契約内容」を具現化する術式に見えるが、厳密には“契約の再現”という表現のほうが正しい。ガソリンを購入したレシートがあればガソリンを出し、五つ星ホテルの二泊三日の領収書があれば「休息」という治癒効果を得る。現代社会のシステムを呪術に変換した、合理的かつ異色の能力だった。

羂索の「爆弾」と宿儺の執着――第4期で明かされる戦慄の正体

『呪術廻戦』第59話「仙台結界」(第3期第12話)先行カット

第4期に向けて視聴者が気になっているのが、レジィが予言した「羂索の爆弾」の正体と、史上最強の術師・宿儺が伏黒恵に対して抱いている「不気味な執着」の真意だろう。高専を停学中だった秤金次が戦線に本格合流し、五条や乙骨も認める規格外の術式も大きな見どころとなる。物語は死滅回游というデスゲームの枠組みを突き抜け、さらなる混沌へと突き進んでいく。 羂索の新たな動き、そして「天使」の登場によって物語の歯車は一気に回り出す。3期で散りばめられた謎が一つにつながる瞬間、視聴者はさらなる衝撃を受けるはずだ。

《竹内らんま》

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