『名探偵コナン』より、江戸川コナンと怪盗キッドが対峙するジオラマフィギュアが登場。小学館とバンダイが原作イラストを元に、新規録り下ろしボイス入りで「DETECTIVE VOICE FIGURE」シリーズから発売される。
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青山剛昌が1994年から「週刊少年サンデー」で連載する推理マンガ『名探偵コナン』は、謎の黒ずくめの組織によって子どもの姿にされた高校生探偵・工藤新一が、「江戸川コナン」として難事件に挑む姿を描いている。原作コミックスの累計発行部数は2億7,000万部を突破し、2023年4月に単行本第103巻が刊行される。
TVアニメは1996年1月に放送を開始し、2021年3月に放送1,000回を達成。
劇場版第26弾となる『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が2023年4月14日から公開される。インターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、警察組織、FBI、黒ずくめの組織が全面衝突し、灰原哀にも黒い影が忍び寄るストーリーを描く。
このたび、江戸川コナンと怪盗キッドがボイス入りジオラマフィギュア「DETECTIVE VOICE FIGURE」になって登場だ。
フィギュアは原作イラストを元に、左右の目の大きさは非対称にすることで青山剛昌の作風を再現し、約1/8スケールで江戸川コナンは高さ約12cm、怪盗キッドは高さ約23cmのサイズで造形された。髪の流れや服のしわ、コナンのメガネ、2人をつなぐ手錠など細部にもこだわりが詰め込まれている。
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台座の音声ユニットには江戸川コナン(CV:高山みなみ)と怪盗キッド(CV:山口勝平)の新規撮り下ろしボイスが350種以上収録された。原作モード、劇場版モードで2人の歴史が楽しめる。
【怪盗キッドの収録ボイス例】
「よぉボウズ…知ってるか? 怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…
探偵はその跡を見てなんくせつける… … ただの批評家に過ぎねーんだぜ?」
【江戸川コナンの収録ボイス例】
「そう…優れた芸術家のほとんどは死んでから名を馳せる…
お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッド… 監獄という墓場に入れてな…」
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原作モード、劇場版モードが収録され、劇場版からは『世紀末の魔術師』『銀翼の奇術師』『探偵たちの鎮魂歌』などのセリフが盛り沢山だ。「DETECTIVE VOICE FIGURE 江戸川コナン vs 怪盗キッド」の価格は31,900円(税込)。「少年サンデープレミアム SHOP」にて2023年5月28日まで受注受付中。商品の発送は11月以降を予定。
(C)青山剛昌/小学館