『無職転生ll ~異世界行ったら本気だす~』2期新情報発表 スペシャルステージが、3月26日に開催された「AnimeJapan 2023」のGREENステージで行われた。会場には、内山夕実、杉田智和、茅野愛衣が登壇した。

本ステージは会場のほか、You Tube、ニコ生でも生配信。キャスト陣が会場・配信の観客それぞれに元気よく挨拶しスタートとなった。
今回のステージでは、アニメ第1期を振り返るほか、第2期に向けた新情報も盛りだくさんにお届け。
2021年1月にTVアニメ第1期を放送開始した『無職転生』。早くも2年経つということで振り返ってみると、茅野は序盤で登場シーンが終わっているためか、昔のことに感じるとコメント。
前世の男を演じる杉田は、役柄上セリフが減っていくと思いきや、ヒトガミの登場によりセリフ量が変わらなかったことについて触れた。

ここで、これまでの『無職転生』をおさらい。異世界に転生した男が歩んだ軌跡を振り返っていくことに。モニターに散りばめられた場面写真が映ると、一同は懐かしみつつ眺める。
前世の男から転生し、どんどん成長していくルーデウスを演じる内山は、人生を歩んできた感じがあると一言。内山と二人三脚で演じてきた杉田は、「冒険と成長が対になっていて、前世でできなかったことを少しずつ叶え始め、前世の男も一緒に成長している」と話した。

続けて新情報発表コーナーへ移り、一挙にティザービジュアル第2弾、スタッフ情報、放送時期が公開された。
新たにお披露目されたティザービジュアルには、新キャラクターの「フィッツ」が描かれた。白髪、サングラスをかけた容姿にキャスト陣も興味津々。そして、第1期でシルフィエットを演じていた茅野がフィッツを担当することも明らかになった。
また、こちらのビジュアルには仕掛けがあり、ティザービジュアル第1弾と並べて楽しめるデザインになっている。
さらに、第2期では新たなスタッフ陣も加わるとのこと。監督は、第1期で助監督を務めていた平野宏樹が務めるという。会場には平野からメッセージが届き、杉田が読み上げることに。杉田は“説得力がありそうな声”を意識していたようだが、あまりにもダンディすぎる声に内山&茅野は「内容入って来ました!?」と困惑。さらに内山からは控え室で練習していたことも暴露されていた。

そして、放送時期は2023年7月に決定。すでにアフレコは始まっており、久々にキャスト同士が集まり収録しているとのこと。
茅野は、内山と杉田のアフレコを見てバディ感が増したと報告。その言葉を聞いた2人も喜んだ様子を見せた。

このほか、スタジオバインドの映像制作も進んでいるとの情報も。ステージではその貴重な原画イラストも公開された。ルーデウス、そして先ほど話題となったフィッツの横顔にキャスト陣もわくわくした表情を見せた。
続けて最新PVも公開。キャスト陣も初めて見たとのことで、観客とともに期待に胸を躍らせた。
エンディングでは、第2期を記念してフォトセッションが行われた。撮影中になぜか笑いが起きる観客席に、内山と茅野が「なんで!?」と動揺するハプニングもあった。
最後にひとりずつ第2期に向けたメッセージが送られた。茅野は頼もしい2人についていけるように頑張りたいと語り、杉田は、フィッツに関するモノマネを挟み、会場の笑いを誘った。
内山からは「ルーデウスが成長していく物語において、私も新しい挑戦させていただいてるところがあるので、皆さまの期待を裏切らないように精一杯演じていきたい」という力強いメッセージで締めくくられた。
(C)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生II」製作委員会