「アンデッドガール・マーダーファルス」23年7月放送!黒沢ともよ、八代拓ら出演&「さらざんまい」ラパントラックが制作 | アニメ!アニメ!

「アンデッドガール・マーダーファルス」23年7月放送!黒沢ともよ、八代拓ら出演&「さらざんまい」ラパントラックが制作

3月22日に行われた「フジテレビアニメラインナップ発表会2023」にて、TVアニメーション『アンデッドガール・マーダーファルス』が2023年7月より「+Ultra」にて放送されることが発表となった。

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『アンデッドガール・マーダーファルス』ティザービジュアル(C)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行
『アンデッドガール・マーダーファルス』ティザービジュアル(C)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行 全 13 枚 拡大写真

TVアニメーション『アンデッドガール・マーダーファルス』が2023年7月より「+Ultra」にて放送されることが、3月22日に行われた「フジテレビアニメラインナップ発表会2023」にて発表となった。

『アンデッドガール・マーダーファルス』ティザーPV

本作は、第22回鮎川哲也賞でデビューし、活躍を続ける青崎有吾による同名原作のアニメ化。
首から下がない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る。

『さらざんまい』『劇場版 輪るピングドラム』などのラパントラックが、本作でもクオリティの高いアニメーションを制作。また『かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~』シリーズや『昭和元禄落語心中』など確かな演出力で話題作を世に生み出してきた畠山守が監督を、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒット作を多数手掛けてきた高木登がシリーズ構成を務める。

さらにキャラクター原案は、新進気鋭のイラストレーター・岩本ゼロゴが担当し、美麗で繊細なキャラクター達が画面を彩る。

公開されたティザーPVは、鳥籠から生首の少女・鴉夜が現れる衝撃的なカットから始まる。怪異うごめく明治時代、見世物小屋で鬼殺しとして怪物と戦う津軽の姿や、寡黙なメイド・静句の激しいアクションシーンが描かれ、最後には、これから欧州をめぐる旅が始まるという予感が締め括られる内容となっている。

『アンデッドガール・マーダーファルス』ティザーPV

ティザービジュアルの背景にはこれから鴉夜たちが巡る国の代表的な建物が並んでおり、鳥籠の中にいる輪堂鴉夜と、その鳥籠を持つメイドの馳井静句、そして鴉夜と楽しそうに話す助手の真打津軽が描かれた。

この度、原作者の青崎と声優陣からコメントが到着。以下にて紹介する。

■原作者・青崎有吾コメント


――TVアニメ化が決まった時の感想をお聞かせください。
電話をくれた担当編集さんに「主人公ってテレビに映して大丈夫なんですか?」と聞きました。

――これから作品を知る方や作品のファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
おっ、なんだなんだ、けっこう面白いぞ、と驚いてもらえるような作品になっていると思います。原作既読の方も、そうでない方も、ご期待ください。

■黒沢ともよコメント


――キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。
とても嬉しかったと同時に2022年はこの作品が最難関になるなと武者震いをした記憶があります。
本作はオーディションにエントリーさせていただいて合格をいただいた形だったのですが、オーディションで言った長台詞がとにかく難しくて…。
監督も音響監督も是非ご一緒させていただきたいと願い続けていた念願の方なので「どうしてもやりたい」という気持ちと「こんなに難しいセリフ毎回言うなんて私では役不足」という思いが錯綜していました。
クビにならずに収録が進んでよかったです。いや、もともと首しかないのですけれど。

――作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
原作小説を拝読したときに感じたあの高揚感や背徳感をそのままに、監督をはじめとしたクリエイターの皆さまのセンスが加わるとこうも世界は息づくのかと息を呑みました。
私もできうる限りの精一杯で取り組んだ作品ですのでぜひ晩酌のお供によろしくお願いいたします。
オトナの皆様のためのお伽噺と存じます。

■八代 拓コメント


――キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。
僕が演じます真打津軽というキャラクターは、半人半鬼の身体をもつ人物で、そうなる過程も含めてとてもじゃありませんが笑えない過去を背負っています。しかしそんな人生こそ最高の芸と笑い飛ばす精神、更には口が達者で噺家のような一面ももっています。飄々としていて、何か考えているようで考えていない、考えていないようで考えている…存在自体が冗談みたいな食えない男。役に決まった時から、演じることがずっと楽しみでした。

――作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
この作品を読ませていただいた時から、演じることを抜きにしても、アニメになったらどのように表現されるのか、いちファンとしてワクワクしていました。ミステリーはもちろん、アクションや人間ドラマなど、様々な要素が絡み合いながらも、最後はタイトル通りお洒落な喜劇に幕を閉じる。本当に大好きな作品です。是非たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。

■小市眞琴コメント


――キャラクターの印象や、ご自身のキャラクターに決まった時の感想をお聞かせください。
第一印象は物静かでクールな女性でした。
傀儡である事を家訓とする彼女ですが、原作を読み進めていくうちに
鴉夜様のことが大好きすぎて津軽に嫉妬したり、意外と反射的に手が出たりと、
実はとても人間的で可愛いらしい人なんだなと感じました。
表情は動かずとも心は常に動いている。そんな魅力溢れる彼女を演じさせていただけることが、
本当に嬉しいです!

――作品への意気込みなどファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
お話も演出もとにかく面白いです!
本格ミステリーでありながら様々な要素が入り混じり、アニメーションでありながら舞台を観ているような…
このなんとも独創的で奇々怪々な喜劇を、早く皆様にご覧いただきたいです。
静句役としましては、登場人物達の小気味な会話の中にスッと挟む言葉の一つ一つを、
大切に演じていきたいと思います。

<作品概要>
■「アンデッドガール・マーダーファルス」
2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定

【スタッフ】
原作:青崎有吾「アンデッドガール・マーダーファルス」(講談社タイガ刊)
監督:畠山 守
シリーズ構成:高木 登
キャラクター原案:岩本ゼロゴ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤憲子
サブキャラクターデザイン・総作画監督:小園菜穂
音楽:yuma yamaguchi
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:ラパントラック

【キャスト】
輪堂鴉夜:黒沢ともよ
真打津軽:八代 拓
馳井静句:小市眞琴

(C)青崎有吾・講談社/鳥籠使い一行


アンデッドガール・マーダーファルス 1 (講談社タイガ)
¥792
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《米田果織》

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