平田広明さんは舞台俳優としてキャリアをスタート。その後は声優にも仕事の幅を広げ、第6回声優アワードでは主演男優賞を受賞しました。
2022年は『最遊記RELOAD -ZEROIN-』や『TIGER & BUNNY 2』、『メイドインアビス 烈日の黄金郷』、『ONE PIECE FILM RED』など、TVやWeb、映画など、幅広いメディアのタイトルに出演しています。
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そこで平田広明さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。7月21日から7月28日までのアンケート期間中に319人から回答を得ました。
男女比は男性約15パーセント、女性約85パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約20パーセント、20代が約15パーセント、30代が約20パーセント、40代が約25パーセントと幅広い世代から投票がありました。
目次
■今年新作が発表されたタイトルが上位を独占!
第1位
1位は『TIGER & BUNNY』の鏑木・T・虎徹。支持率は約54パーセントで、2年連続トップとなりました。
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『TIGER & BUNNY 2』キービジュアル(C)BNP/T&B2 PARTNERS
「ちょっとドジだけど正義感と人情味のあふれるマイヒーロー! “来たぞ! ワイルドタイガーだ!”というセリフからいつも力をもらっています」や「ヒーローだけど完璧ではなく人間味があって、いいところもダメなところも沢山持っている。そんなキャラクターに平田さんの繊細で熟練した演技と人柄がマッチしているから」と現実に向き合う等身大のヒーローに心打たれたというファンからコメントが届きました。
アニメはもちろん舞台版でも同役を演じたこともあり、「虎徹は平田さんしか考えられないくらいしっくりときます」という声が多数。今年は待望の『TIGER & BUNNY 2』が発表され、「夢にまで見た続編が現実になって喜びを噛みしめています。ヒーローたちの間で虎徹の存在感がさらに増していましたが、10月配信開始のパート2ではどうなるのかが楽しみです」と続きが気になっている読者も多かったです。
第2位
2位は『ワンピース』のサンジ。支持率は約18パーセントで、こちらも2年連続で同順位です。
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「サンジが単なる二枚目ではなく、絶妙にチャーミングでコミカルさを持ち合わせたキャラになったのは平田さんのおかげです。美女に弱くてナミを“ナミさァーん”と呼んだり、ゾロと揉め合ったりする姿に笑わされながらも、仲間や料理を大切に思っている信念に惚れてしまう」と二枚目と三枚目の演じ分けに絶賛の声が。
「20年以上演じ続けていて、私が初めて好きになったキャラクターだから」と20年以上にわたって役を担当しているのも人気の理由。8月6日にはシリーズ最新作『ONE PIECE FILM RED』が公開されたばかりです。
第3位
3位は『最遊記』の沙悟浄。支持率は約5パーセントで、昨年の4位からランクアップしました。
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『最遊記RELOAD -ZEROIN-』キービジュアル(C)峰倉かずや・一迅社/最遊記RE PROJECT
三蔵一行の一員である沙悟浄には「『最遊記』での色気と優しさを併せ持った声と芝居に惹かれて平田さんのファンになりました。過酷な過去とは裏腹に普段は軽く振る舞っていますが、本当は面倒見が良くて優しい彼のことを誰よりも理解して演じているように感じています」や「クールを装っていても、実は熱くて優しくて寂しがり屋な悟浄が大好き! 独特な人間臭さが漂う雰囲気を醸し出す芝居の虜になりました」と知れば知るほど深みのあるキャラクターだというコメントが寄せられました。
今年『最遊記RELOAD -ZEROIN-』が放送されたタイトルからトップ3入りを果たしています。
■そのほかのコメントを紹介!!
『宇宙兄弟』南波六太には「ちょっとダメ、だけど決めるときはバシッと決めるおじさんを演じたら日本一。平田さんの自然体の演技でムッちゃんの魅力が倍増しています」。
『怪談レストラン』お化けギャルソンには「子供の頃によく見ていた作品です。見た目は可愛いけれど、ちょっと不気味な芝居に引きこまれました」。
『HELLSING』ピップ・ベルナドットには「ある登場人物にキスをして“やっと唇うばってやったぞ…ッ”というセリフを発するときの笑い声が、原作を読んだときのイメージそのままで、平田さんの演技力の高さを感じたから」。
『ソードアート・オンライン』クラインには「キリトが気さくに話せる好人物。女の子に弱いところと戦うときのカッコ良さのギャップが、平田さんならではの魅力にあふれています」と今年新作が公開されるタイトルのキャラクターにも投票がありました。
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『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
2022年版のトップ3はいずれも今年新作が発表されたタイトルとなっており、人気シリーズの強さが光る結果となっています。
次ページでは全体ランキングを公開中。こちらもぜひご覧ください!
■ランキングトップ10
[平田広明さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2022年版]
1位 鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー 『TIGER & BUNNY』
2位 サンジ 『ワンピース』
3位 沙悟浄 『最遊記』
4位 南波六太 『宇宙兄弟』
5位 ジャック・スパロウ 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ
6位 炎神マッハルコン 『海賊戦隊ゴーカイジャー』
7位 クライン/壺井遼太郎 『ソードアート・オンライン』
8位 近藤正己 『恋は雨上がりのように』
8位 睡骨 『犬夜叉』
8位 リ・デストロ 『僕のヒーローアカデミア』
(回答期間:2022年7月21日~7月28日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。