
『シュナの旅』書影
『シュナの旅』は、宮崎駿がチベットの民話をもとにオールカラーの水彩画で描き下ろした絵物語だ。王子シュナの冒険と、少女テアとの出会いを描いている。
もとになった「犬になった王子」という物語をはじめて読んで以来、「この民話のアニメーション化がひとつの夢だった」(あとがきより)と語る宮崎監督が、絵物語という形式で夢を形にした一冊だ。
本書については、スタジオジブリ公式Twitterにて、「宮崎さんはこの絵物語を描くのにものすごく時間をかけ、発売告知をアニメージュ誌上で2回延ばしました。原画を見ると分かりますが、とても丁寧に水彩で描かれています。特に、表紙に使った少女・テアの顔は何回も描き直し、顔色、表情、納得できるものが出来るまで、切り貼りまでしていたそうです」と秘話が明かされている。
宮崎さんはこの絵物語を描くのにものすごく時間をかけ、発売告知をアニメージュ誌上で2回延ばしました。原画を見ると分かりますが、とても丁寧に水彩で描かれています。特に、表紙に使った少女・テアの顔は何回も描き直し、顔色、表情、納得できるものが出来るまで、切り貼りまでしていたそうです。 pic.twitter.com/rNe3d6fOWC
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) August 14, 2021
この度『シュナの旅』が、日本国外で初めて英語版が発売されるとの発表を受け、原著であるアニメージュ文庫の重版94刷が決定。これにより、1983年刊行以来の累計発行部数が90万部を突破した。
『シュナの旅』の価格は、660円(税込)で、全国の書店・ネット書店にて発売中。
(C)Tokuma Shoten. All Rights Reserved.
※上記リンクより商品を購入すると、売上の一部がアニメ!アニメ!に還元されることがあります
※上記リンクより商品を購入すると、売上の一部がアニメ!アニメ!に還元されることがあります