「海辺のエトランゼ」劇場行く前に見どころをチェック! あらすじ・声優・スタッフ・コメントをまとめて紹介 | アニメ!アニメ!

「海辺のエトランゼ」劇場行く前に見どころをチェック! あらすじ・声優・スタッフ・コメントをまとめて紹介

沖縄の離島を舞台に、小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描き多くの人の心を捉えたコミック『海辺のエトランゼ』(紀伊カンナ作・祥伝社刊)が、BLアニメレーベル「BLUE LYNX」にて劇場アニメ化。2020年9月11日より公開された本作の情報をおさらい!

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『海辺のエトランゼ』メインビジュアル(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
『海辺のエトランゼ』メインビジュアル(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会 全 29 枚 拡大写真
沖縄の離島を舞台に、小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描き多くの人の心を捉えたコミック『海辺のエトランゼ』(紀伊カンナ作・祥伝社刊)が、BLアニメレーベル「BLUE LYNX」にて劇場アニメ化。2020年9月11日より公開された本作の情報をおさらい!

■あらすじ


小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。
――「ちょっと、君!」
それをきっかけに、実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。「はやく大人になりたい」そう言い残し、実央は去っていく。

3年後、実央は駿のもとに戻ってきた。少しだけ大人になって。はにかんだ笑顔を浮かべながら。叶わないはずの想いが、通じあったとき、止まっていた時間が動き出す――。

劇場アニメ『海辺のエトランゼ』場面カット(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
『海辺のエトランゼ』場面カット(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会

■スタッフ


原作は、紀伊カンナが描くコミック『海辺のエトランゼ』(祥伝社刊)。
アニメ化にあたっては、元アニメーターである作者の紀伊カンナ本人が監修、キャラクターデザインを担当した。

劇場アニメ『海辺のエトランゼ』場面カット(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
『海辺のエトランゼ』場面カット(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
アニメーション制作は2Dおよび3Dアニメーションを主軸とした映像制作を行い、『メジャー』『モンスターストライク』で知られる老舗スタジオ「スタジオ雲雀」。監督を務めるのは、『ダンガンロンパ The Animation』の演出を担当し『宝石の国』1巻発売記念フルアニメーションPVなどで瑞々しい演出力を見せた大橋明代だ。
登場人物たちのドラマと美しい沖縄の自然を、光、色彩、音、すべてにこだわり丹念に描き出す。

本作は、BLに特化したアニメレーベル「BLUE LYNX」にとって『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』『映画 ギヴン』に続く3作目となる。

■声優


メインキャストは、ドラマCD版キャストが続投。橋本駿役を演じるのは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ノルバ・シ役や、『ガンダムビルドダイバーズ』マギー役を担当する村田太志。知花実央役は、『ソードアート・オンライン』キリト役や『鬼滅の刃』嘴平伊之助役で知られる松岡禎丞が演じる。

村田太志(橋本駿役)


村田太志(橋本駿役)
――『海辺のエトランゼ』の劇場アニメ化、またはご出演が決まった時のお気持ちや台本を読んだときのお気持ちを教えて下さい。

様々な思いが巡りました。ドラマCDからの続投への感謝、映像化への期待感。何より、実央との出会いのシーンをもう一度演じさせていただける事への喜びですね。2人の運命が大きく変わり、実央は少し大人へと成長し、ヘタレなりにもがいていく駿。最初の最初にドラマCDで演じた、とても印象的なシーンですので心が躍りました。台本も、制作の方々の"エトランゼ愛"に満ち満ちていて、台詞はもちろん、特にト書きの部分が…!今すぐ皆さんにお見せしたいくらい(笑)このじんわりながらも熱いこだわりに、精一杯応えていきたいと思いました。

――本作は、紀伊先生をキャラクターデザイン・監修と作品制作に大きく携わっております。見どころをお聞かせいただけないでしょうか。

紀伊カンナ先生が描くコミカルな表情が個人的に大好きなので、皆さまもぜひ和んでいただければ。アフレコ時でも、原作通りにキャラクターの表情をシリアスからコミカルに明確に変えて下さってたので凄く演じやすかったのを覚えています。
そしてなんと言っても、沖縄とネコの最強タッグ。開放感溢れる南国の風景と説明不要の可愛さの融合。これぞまさに理想の老後。ぜひ、沖縄とネコに想いを馳せながらご覧下さい。

――『海辺のエトランゼ』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

公開をお待ちになって下さり、有り難う御座います!
今回の映像化で、実央と駿の恋模様をより繊細に描いていただきました。人が人を大事に想う。当たり前ですけど実は結構難しかったり…思い知らされます。そしてエトランゼという優しい世界観に身を任せながら、皆さんの感性に当てはめてご覧になって下さい。エトランゼ初めましての方もきっと共感する部分があるかと思います。海辺のエトランゼ、どうぞ宜しくお願いいたします。

松岡禎丞(知花実央役)


松岡禎丞(知花実央役)
――『海辺のエトランゼ』の劇場アニメ化、またはご出演が決まった時のお気持ちや台本を読んだときのお気持ちを教えて下さい。

思い起こせば、最初のドラマCDの頃からかなり長い月日が経っているのですが、ドラマCDのトークパートでも、 これはアニメーション化した絵を見たいとずっと村田さんと言っていた覚えがあります。
最初は冗談半分本気半分だったのですが、まさかの今回映画化ということで、村田さんと大興奮しました。
出演が決まったと聞いたときは、 やはり純粋に嬉しかったですね。
ただアニメーションでBLをやったことがなかったので、怖さの方はかなりありました。
台本頂いて読んだ時は、始まりから終わりまで綺麗に終わっているなという感じでした。昔録ったドラマCDの記憶がフラッシュバックするような感覚で、すんなり世界に入ることができたので良かったです!

――本作は、紀伊先生をキャラクターデザイン・監修と作品制作に大きく携わっております。見どころをお聞かせいただけないでしょうか。

物語としては実央が多感な時期に天涯孤独となったので、その切なさをどう表現しようかなと思ったのですが、画がかなりお芝居してくださっていたので、息芝居とかもそんなに入れることなく進みました。こちらとしてはもう映像美に取り込まれる感じで!
もうこんな世界一度でいいから行ってみたい! 旅行に行きたい!海入りたい!ムギー!って感じです(笑)
皆さんも自然に海辺の世界に入り込めると思うので、 是非このエトランゼの世界を楽しんでください。

――『海辺のエトランゼ』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

こちらとしてはやることを全力でやらせて頂きました。皆様の心に何かしらの色を残せたらいいなと考えております。
この物語は本当にいろんなことを考えさせて頂ける作品なので、終わった後に良かったなとか、綺麗だったなぁとか、切ないなあやら。
いろんな考えが巡ると思うので、いろんな気持ちを体感してください。よろしくお願い致します。

■原作の原画展開催


東京・渋谷PARCO GALLERY Xにて映画『海辺のエトランゼ』アニメ原画展の開催中。(会期:2020年9月4日~9月14日)
映画の為に描き下ろされたイラスト5点、設定画、生原画ともに30点以上が展示されているほか、キャスト・スタッフのメッセージカードやサイン入り台本絵コンテ、大橋明代監督が描かれた絵コンテなども展示。
さらに、紀伊カンナ先生描き下ろしの原画展オリジナルグッズが発売される。

缶バッジ(橋本駿・知花実央)各300円(税抜)(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics
缶バッジ(橋本駿・知花実央)各300円(税抜)(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics

■本編映像


予告編




主題歌アニメPV


映画『海辺のエトランゼ』の主題歌は、MONO NO AWAREが書き下ろした「ゾッコン」。彼ららしい言語感覚が光るセンチメンタルな青春ロック・ナンバーに仕上がっている。
本編映像使用のアニメPVでは、色鮮やかなシーンと疾走感溢れる楽曲が融合。青い空と青い海、キュートな猫2匹の表情、美味しそうな料理、思い悩む駿、満面の笑みを浮かべる実央など、様々なシーンが切り取られている。



『海辺のエトランゼ』
9月11日(金)より全国公開 
【STAFF】
原作 紀伊カンナ 「海辺のエトランゼ」(祥伝社on BLUE comics)
監督・脚本・コンテ 大橋明代
キャラクターデザイン・監修 紀伊カンナ
総作画監督 渡辺真由美
エフェクト作画監督 橋本敬史
美術監督 空閑由美子(STUDIOじゃっく)
色彩設計 柳澤久美子
撮影監督 美濃部朋子
編集 坂本雅紀(森田編集室)
音楽 窪田ミナ
音楽制作 松竹音楽出版
主題歌 「ゾッコン」MONO NO AWARE(SPACE SHOWER MUSIC)
音響監督 藤田亜紀子
音響効果 森川永子
録音調整 林淑恭
音響制作 HALF H・P STUDIO
アニメーション制作 スタジオ雲雀
配給 松竹ODS事業室
製作 海辺のエトランゼ製作委員会

【CAST】
橋本駿:村田太志 
知花実央:松岡禎丞
桜子:嶋村 侑
絵理 : 伊藤かな恵
鈴 : 仲谷明香
おばちゃん : 佐藤はな


(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics

《MINAMI》

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