志村貴子原作「どうにかなる日々」ときに甘く、ときに切ない…“恋”感じさせる本ビジュアル＆本予告公開

劇場アニメ『どうにかなる日々』（2020年5月8日ロードショー）より、本ビジュアルと本予告編が公開された。さらに、主題歌と劇伴音楽を4人組ロックバンド・クリープハイプが担当することも決定し、Vo/Gt.の尾崎世界観よりコメントが到着した。

『どうにかなる日々』は、『放浪息子』や『青い花』でも知られる青春群像劇の名手・志村貴子のマンガを原作とする、“誰かの恋”を優しく見守り温かく描くオムニバスショートストーリー集だ。
アニメは、かつての恋人の結婚式で出会ったふたりの女性の揺れる想いを描く「えっちゃんとあやさん」、教え子の突然の告白に翻弄される男子校教師を描く「澤先生と矢ヶ崎くん」、思春期を迎える幼馴染2人の距離感ともどかしさを描いた連作「しんちゃんと小夜子」「みかちゃんとしんちゃん」の4エピソードで構成される。

このたび公開された本ビジュアルは、作中で取り上げられるキャラクターのカットを切り取ったもの。各キャラクターそれぞれが、何かに想いを馳せているような繊細な仕上がりだ。

そして同時にお披露目となった予告編では、「どんな恋愛も、どんな人生も」「全部、間違いじゃない」というテロップにあわせ、各エピソードから時に甘く時に痛みも感じさせるような繊細なシーンが取り上げられた。

『どうにかなる日々』本予告場面カット（C）志村貴子／太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会【画像クリックでフォトギャラリーへ】

『どうにかなる日々』本予告場面カット（C）志村貴子／太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会【画像クリックでフォトギャラリーへ】
本作のために書き下ろされたクリープハイプによる主題歌「モノマネ」が、登場人物たちに温かく寄り添い丁寧に紡がれる物語に華を添えている。

クリープハイプ「愛す」アー写

アニメ『どうにかなる日々』は、2020年5月8日より期間限定で劇場公開。
3月20日には新ビジュアル＆予告編とともに、原作・扉絵ポストカード4枚セットが付属する前売券第2弾が登場する。

＜以下、コメント全文掲載＞

【クリープハイプ Vo/Gt.尾崎世界観】

初めてのことで、これが正確か不正解かもわからないまま劇伴音楽に向き合っていました。でもこの作品自体が、正確と不正解だけでは掴めないものを描いているから、きっとそれこそが正解だったんだと思います。
「どうにかなる日々」は、ちゃんと目を見て話してくれる物語、ちゃんと目と目が合う映画だと思っています。その中で、観た人の耳に少しでも何かを残せたら幸せです。

『どうにかなる日々』
【キャスト】
えっちゃん：花澤香菜／あやさん：小松未可子澤先生：櫻井孝宏／矢ヶ崎くん：山下誠一郎しんちゃん：木戸衣吹／みかちゃん：石原夏織／小夜子：ファイルーズあい百合：早見沙織／田辺くん：島埼信長／ヨリコさん：田村睦心しんちゃん父：天埼滉平／しんちゃん母：白石涼子
【スタッフ】
原作：志村貴子「どうにかなる日々」／太田出版監督：佐藤卓哉演出：有冨興二脚本：佐藤卓哉、井出安軌、冨田頼子キャラクターデザイン：佐川遥色彩設計：仲村祐栄（BeLoop）美術コンセプト：伊藤豊美術監督：齋藤幸洋撮影監督：高津純平編集：長谷川舞（editz）音楽：クリープハイプ主題歌：「モノマネ」／クリープハイプアニメーション制作：ライデンフィルム京都スタジオ配給：ポニーキャニオン

（C）志村貴子／太田出版・「どうにかなる日々」製作委員会