『アサルトリリィ』は美少女、武器、そして彼女たちの戦いを描く作品。プラスチック製のアクションフィギュアに、ドールらしい布製衣装を組み合わせたハイブリッドコンテンツとして生まれました。
今回の交流会は、一柳梨璃を主人公とした舞台『アサルトリリィ League of Gardens』に向けたイベント。
初心者でも作品の世界観にひたれるよう、ときおり解説も交えたトークが展開されました。イベント中には重大な告知も……?
「料理得意って言えない」自己紹介で明らかになった素顔とは?
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新宿ロフトプラスワンは、お酒や料理を楽しみながらイベントに参加できる会場。赤尾さんはジンジャーエール、夏吉さんはジーマ、西本さんはパインジュースをさっそく注文します。
全員で乾杯をし、まったりとイベントがスタート。まずはスライドに映されたお題の中から3つを選び、それぞれ自己紹介をしていきます。
お題を決めるのはお客さん。リクエストしたい人に手を上げてもらいますが、みなさんシャイなのか、少数しか手が上がりません。赤尾さんたちがすかさず気合を入れると、元気よく手が上がるようになりました。
「黒ぶちメガネの人!」と夏吉さんが指名すると、「いっぱいいるよ!」と赤尾さんからツッコミが。この日のお客さんは、眼鏡人口率が高かったようです。
赤尾さんへのお題は「マイブーム」、「得意料理」、「好きな場所」に決定。
マイブームはゲームと占いで、とくにゲームは何本も同時にプレイするほど大好きだそうです。
得意料理はアクアパッツァ。おしゃれな回答に西本さんと夏吉さんからは「もう料理が得意って言えない……」とコメントが。「材料を鍋に入れて火をつけるだけだから簡単!」と赤尾さんがフォローを入れていました。
好きな場所については「家!」と即答。アウトドアもするけれど寝ているときが一番幸せ、との回答に思わずうなずいてしまいました。
夏吉さんのお題は「なくしたら困るもの」、「好きな食べもの」、「得意料理」の3つ。
1つ目のお題には「命! これがあればなんでもできる」と力強く答えていました。
お題2つ目の答えは、なんとバター。そのままかじるわけではなく、バターを使った料理が好きだそうです。
すると西本さんが「揚げバターって知ってる?」とおすすめ。衣で包んだバターを揚げる魅惑の料理を教えてもらった夏吉さん。「やってみます!」と顔を輝かせていました。
得意料理はお酒に合うおつまみ系。よくウインナーを焼いてビールとともにたしなんでいるそうです。
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西本さんへのお題は「魔法がひとつ使えるなら?」、「好きな季節」、「自分を動物に例えると?」。
1つ目のお題には「魔法を使える回数を増やしてもらう」と賢い回答をしていました。
2つ目のお題への答えは春と夏。かなりの寒がりである西本さんは、寒い季節が来るたびに気分が落ち込むようです。
最後のお題には「ネコ。もともとくせ毛でネコっぽい」と回答。人見知りだけれど慣れると相手のことが大好きになる、という性格も似ていると答えていました。
リリィオタク西本さんの本領発揮!
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大盛りあがりの自己紹介に続き、本題の『アサルトリリィ』トークへ。ここからは原作者の尾花沢軒栄さん(acus)を招いて、作品を紹介していきます。
イベントタイトルの「はじめまして」にちなみ、今回は基礎知識をおさらい。ドールの魅力やストーリー、世界観など、初心者にもわかるように解説していきます。
ここで自身を“リリィオタク”と称する西本さんが本領発揮!
ドールは着せ替えが可能と聞くと、すかさず二川二水の衣装をチェックし「ストッキング履いてた!」と一言。二水と同じようにリリィへのこだわりは人一倍強いようです。
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『アサルトリリィ』シリーズは、アクションも楽しめるドール。どれくらい動くのか、尾花沢先生が持ってきてくれたストップモーション動画を鑑賞します。
まるでアニメのように動くリリィたちを見て、会場からは感嘆の声が。表情や髪も細かく動くため、一挙手一投足に注目して見守りたくなります。
3人も「映画を見た後のような気持ちになった」、「この映像に声を当てたくなる!」と大絶賛していました。
アニメ化決定に「最終回くらい感動」
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続いてのコーナーでは、株式会社ブシロードの木谷高明取締役とともに最新情報をお届けします。
告知の前に、夏吉さんにドリンクのお代わりをすすめる木谷さん。せっかくなのでと大好きな日本酒を追加注文していました。
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改めて乾杯をしたところで、まずは2020年1月の舞台『アサルトリリィ League of Gardens』の告知。赤尾さん演じる一柳梨璃を中心とした、百合ヶ丘女学院のエピソードです。
まだ台本をもらっていないキャスト陣。「みんなと一緒にワクワクしたい」と新たな物語に期待を寄せました。
「舞台のチケットを買った人?」と聞くと、会場のほぼ全員が挙手。中には5枚以上買った熱心なファンもいて、尾花沢先生も驚いていました。
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次に告知されたのは、この日一番のビッグニュース。「アサルトリリィTVアニメ化決定」の文字に、大きな拍手と歓声がわきあがりました。アニメのタイトルは『アサルトリリィBOUQUET(ブーケ)』です。
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キャスト陣も感無量。「内容はまだ知らないけどキービジュアルの時点でエモい」、「最終回のような気持ち」と泣きそうな表情で語りました。
キャラクターのビジュアルにもこだわりが。少し太めの脚や絶対領域など、尾花沢先生の趣味がキャラクターデザインにも反映されているそうです。
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アニメ版の立ち絵を見ながら各々が演じるキャラクターの印象を語る3人。「梨璃ちゃんのチャームポイントは四つ葉のクローバー」、「夢結ちゃんは梨璃ちゃんより胸が大きい」、「二水ちゃんはリリィオタクで共感できる」とコメントは尽きません。
「夢が叶ってうれしい」
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舞台やTVアニメに向け、「どんどん盛り上げていきたい」と赤尾さん。夏吉さんも「これからもいっぱい応援してほしい」とワクワクした表情で語りました。
西本さんは「子どものころからお人形遊びが好きで、まさか自分がその世界に入って戦えるとは。『アサルトリリィ』で夢が叶ってうれしい」と愛にあふれるコメントで締めくくりました。
尾花沢先生は、ときおり言葉を詰まらせながら「アニメや舞台など、ここまで来ることができてうれしい」と涙目。すると木谷さんが「この作品を大成功させて、先生を大泣きさせましょう!」と力強く宣言しました。
最後は百合ヶ丘女学院らしく「ごきげんよう」で別れのあいさつ。拍手と声援に包まれ、交流会はあたたかい雰囲気で幕を下ろしました。
目標はオリジナル動画づくり?
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イベント終了直後、赤尾さん、夏吉さん、西本さんに感想を伺ってみました。
――交流会開催が決まったときはどう思いましたか?
赤尾:毎月開催されるイベントなので、回数を重ねるごとにみんなと仲良くなれたら、と思いました。これから舞台やアニメなどもあるので、みんなで作品を盛り上げることのできる関係になれればいいなあ。
夏吉:私自身はイベントへの出演経験が少ないので、交流会について聞いたときは本当に緊張しました。
『アサルトリリィ』のよさを伝えるためのイベントだけど、私にそんなことができるかな、と(笑)。みんなの協力のおかげで無事に第1回交流会を終えることができてよかったです。
毎月イベントを開催するので、もっとお客さんと仲良くなりたいですね。どんどん作品のファンを増やしていけるように頑張らないと!
西本:交流会タイトルと同じように作品自体に「はじめまして」の方が多いので、とにかく『アサルトリリィ』を好きになって帰ってもらおうと思いました。
『アサルトリリィ』って楽しそうだな、と感じてほしくてステージに立ったら、すごくあたたかく迎えてくださって。和やかな雰囲気も相まって、楽しい交流会になりました。
今日は「はじめまして」だったお客さんも、これからずっと一緒に夢を見られるような作品にしたいと思っています。
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――イベントでは大迫力のストップモーション動画が公開されました。「あんなふうにドールで遊んでみたい!」と思いましたか?
赤尾:ドールを使ってコマ撮りした動画に声を当てたいと思いました! たとえ声優が一緒でも、アニメとはまた違った楽しみ方があると思って。
これまで51体もドールが発売されているので、「みんなをどうやって出そうか?」と考えるのも楽しそうですね。
ただ、動画を撮りながら声を当てると「ああああ」と戸惑ってしまうので、動画を先に作ってから、キャストみんなでアフレコしたいです。
西本:私も動画を作ってみたいですね! 子どものときも、いろんな人形に性格などの設定を作って声を当てて遊ぶのが大好きだったので。
『アサルトリリィ』のドールには、髪型や衣装などが違うカスタムリリィというシリーズもあるので、ぜひ動画に使いたいですね。これを使うと好きなドールを自由に作ることができるんです!
動画編集も好きなので、「煙をどうやって出しているんだろう?」、「ビームはどう出すんだろう?」とクリエイター目線で動画を見てしまいました(笑)。尾花沢先生に作り方を聞きたいです!
夏吉:バトルシーンもかっこいいですが、私は日常的な仕草にキュンときました。頭をなでなでするシーンとか。内面の葛藤とか、日常シーンの動画ももっと見たいと思いました。
たとえば夢結と梨璃がピクニックに行って、お昼ご飯を食べるとか。この3人でも動画を作ってみたいですね。
赤尾:作りたい! ストーリーも考えて、声も当てて! 学園ごとに作るのも楽しそう。
――イベント前、舞台版の衣装を身につけたコメント動画が流れていました。衣装合わせをしたときの感想は?
西本:衣装もこだわっていますが、ウィッグも細部までこだわっています。
二水は三つ編みのキャラクターなので「もうちょっと短いよね?」と意見を交わしながら1cmずつ切って調整していきました。
すごく細かいところまで作りこまれているので、衣装を着たときに「二水ちゃんになれた!」とうれしくなって。見た目だけでなく、心まで二水ちゃんになってコメント動画の撮影ができたと思います。一柳隊の9人が舞台でそろうのが、今から楽しみですね。
赤尾:私もウィッグにこだわっていて。梨璃ちゃんは髪がピンクなのですが、ウィッグはアッシュを入れて派手すぎない自然な色合いにしています。地毛っぽくなっているのが特徴的。
コスプレではなく、三次元に存在している梨璃になれるよう、衣装さんたちがこだわってこの色にしてくださったみたいで。「すごいなあ」と思いながらチョキチョキ切りそろえてもらいました。
衣装も普段着ない、かっこいい黒系で。フリフリした服はよく着るのですが、こういう服は初めてだったのでうれしかったです。
武器(チャーム)を持って撮影するときは、「梨璃は弱いから、強そうに見せずにそのままで大丈夫です」と言われて。
でも武器を持っていたらだんだん凛々しくなって「私イケメンかもしれない」と思いました(笑)。
夏吉:衣装にもウィッグにも夢結のイメージが反映されています。たとえばスカート丈は梨璃より長めで、お姉さんっぽい着こなし。キャラクターを表現するためにひとつひとつこだわっていて、すごいなあと思っています。
舞台の宣材写真撮影では衣装担当の方が「姫、こちらのブーツをお履きください」と言ってくれて(笑)。
赤尾:すごーい!
夏吉:優遇してくれるんです。私もだんだんその気になってくるので「わかったわ」と返事をして。
すごく現場が楽しいんですよ! 全員で雰囲気を作ってくれる、とってもいいチームで撮影していただきました。
――アニメ化も発表され、今後も『アサルトリリィ』の世界から目が離せません。作品への意気込みをお願いします。
赤尾:アニメ化の発表はすごく待ち遠しかったです。ただ、詳細は私も知らなかったので、ティザービジュアルを何日か前に見て「エモっ!」と思って(笑)。
感動的だし、アニメを見たくなるイラストですよね。どうやってみんなが動くのか楽しみです。
夏吉:百合ヶ丘女学院の物語では、カリスマ性のある梨璃ちゃんをきっかけに、生徒たちが成長していきます。だんだんと影響を受けていく夢結の心境を、演技に細かく落とし込んでいけるよう頑張りたいですね。
アニメの前に舞台もあるので、身体を動かしてみんなと戦った経験や気持ちをアニメにもそのまま持っていけたら!
西本:かっこいい女の子作品を数多く生み出したシャフトさんが『アサルトリリィ』を作るなんて! イメージするだけで「ああ、絶対かっこいいな」と思っています(笑)。
ティザービジュアルも、言葉が出てこないくらい感動しました。尾花沢先生も泣いてよろこんでくださって、「いろんな方が愛と夢を持ってつないできてくれた作品に声を当てられるんだ」とうれしかったです。
声優として、二水ちゃんとして『アサルトリリィ』の世界観をたくさんの方に広められるように全力で取り組みます!
――最後に読者へのメッセージをお願いします。
赤尾:ここまで読んでくれてありがとうございます(笑)!
アニメもこれから始まるので、私も知らないことが多くて。『アサルトリリィ』はイベントなどを重ねるうちに、みなさんと一緒に知っていくことのできる作品だと思っています。
舞台もアニメも「梨璃が存在している」と感じてもらえるように頑張るので、ぜひ遊びに来てください! 交流会もアニメも舞台もよろしくお願いします。
夏吉:舞台を見に来てくれた人も、今後アニメなどでそれ以上の感動を味わっていただけたら。みなさん応援よろしくお願いします!
西本:全力でみなさまの『アサルトリリィ』愛に応えて、そしてみなさまに愛を届けたいなという想いでいっぱいです。
アニメ、舞台など、今後も“リリィオタク”の二水ちゃんらしく精一杯頑張っていこうと。みなさま、ぜひぜひ『アサルトリリィ』を好きになってください!
◆◆◆
『アサルトリリィ交流会』は11月16日と12月21日にも開催予定。さらに12月4日には決起集会と題した番組配信も決定しています。
続報は公式サイトや公式Twitterなどでお知らせしますので、チェックをお忘れなく!
(C)AZONE INTERNATIONAL・acus アサルトリリィプロジェクト