◆この一年の歩みを振り返り─フレンドには感謝を、我がカルデアにはQPを!
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そんなプチ・パニックを起こした小心者なマスターは、「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」の終盤で一年目を終えました。この一年間を通して手に入れた星5は、6騎8枚(アビゲイルとBBが2枚ずつ)。ギルガメッシュと諸葛孔明には思い切り振られましたが、年間を通じてみるとまずまずの結果でした。
記事に書けなかったものも含め、自力で獲得できた星4は計24騎。半年経過の時点で11騎だったので、約2倍と順当な推移です。ここに配布(1000万DL記念分を含めて13騎)と、星1~3のサーヴァントを加えたのが、我がカルデアの総力となります。この数が多いのか少ないのかは分かりませんが、ひとつの目安になるかもしれません。ここからは各項目に絞って、この一年を振り返ってみたいと思います。
■頼もしかった手持ちのサーヴァント
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やはり、マーリンや玉藻の前、スカサハ=スカディといったサポート特化は非常に頼もしかったです。シナリオの難所や高難易度だけでなく、NPを配って宝具を撃たせたりと普段使いでも便利でした。だからこそ、ここに諸葛孔明を加えて盤石にしたい・・・という思いも渦巻いておりますが。
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バーサーカーに対する攻撃有利は多くのクラスでも取れるので、長所がやや弱いとも思われがちなアビゲイル(フォーリナー)ですが、アーツ3枚持ちなのでアーツパーティにも組み込みやすく、個人的には助かる場面も多々ありました。スキルで敵単体のチャージを減少できるのも、玉藻の前と噛み合ってなお良し。
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ブリュンヒルデは、文句なしのアタッカーとして大活躍。宝具LV1でもかなりのダメージを叩き出してくれるので、アーチャー相手の戦いが随分楽になりました。本当に。間違いなく! クリティカル関連のバフがあり、しかも他のメンバーにかけることも出来る利便性も嬉しいところ。あとは、BBもユニークかつ便利なんですが、筆者自身がまだ彼女のポテンシャルを活かし切れていない気がします。
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このほかには、ゲオルギウスが頼もしかったのは当然として、長所が自己完結しているランスロット(セイバー)、スターとスキルが噛み合うと宝具並みのクリティカルを放つアルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕(ランサー)、NPチャージと即死がとにかく便利なニトクリス(キャスター)、鉄壁な安心感のヘラクレス(バーサーカー)辺りが特に印象的でした。
とはいえ、どんなサーヴァントが引けたかでそれぞれの評価も左右されるので、あくまで一例としてご覧ください。
■出番が多かった配布サーヴァント
手持ちは運に左右されますが、イベントなどで配布されるサーヴァントは、ある程度の戦力と時間があれば、誰でも入手可能です。そんな、着実な戦力増強手段を見逃す手はありません。
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この一年で入手できた配布サーヴァントの中で、最も印象に残っているのはメカエリチャンでした。クラス特性で、ライダー・アサシン・キャスターに対して有利なダメージを与えられるというアルターエゴの長所は、戦力が乏しい方ほどその弱点を補ってくれます。また、クリティカルや宝具の威力を自身で大きく伸ばすスキルがあるのも長所。イベント復刻後の今ならば、II号機と合わせて2騎同時運用も、戦力不足ならばアリでしょう。
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安定した強さを見せる両儀式(アサシン)や、サポート兼アタッカーとして戦える坂本龍馬(ライダー)、スターの生成やNP付与などは嬉しいアルテラ・ザ・サン〔タ〕(アーチャー)、また火力不足の時に頼もしいジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(バーサーカー)も、各所で活躍してくれました。両儀式以外は、これまで通りならば今後手に入れるチャンスがあるので、未入手の方はそれぞれお見逃しなく。まずは、アルテラ・ザ・サン〔タ〕が加入する復刻版クリスマスイベントが、11月~12月辺りに行われると思うので、どうぞお楽しみに。
■頼りにした星5のフレンドサーヴァント
【セイバー】
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まずは、なんと言っても宮本武蔵。NPも自力で稼ぎやすく、マーリンの援護を受ければ宝具の威力が更に伸び、大抵の敵をあっさりと沈めてくれます。第一部の難所でも助けていただきました。ただし、「英霊剣豪七番勝負」でNPC枠として出る彼女は、扱いが難しい時も。困った時はオーダーチェンジもお勧めです。
そして、沖田総司にも助けられました。スターを気軽に稼げるので、戦力が乏しくてもクリティカル狙いでダメージをアップできます。あと全体攻撃宝具では、NPを増やせるモードレッドが気軽に使いやすかったです。強化が来てからは、アルトリア・ペンドラゴンも使いやすさが増しました。
【アーチャー】
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なんといっても、ギルガメッシュ。スキルが総じてクセもなく使いやすく、宝具のサーヴァント特攻効果も強力。全体攻撃なのに単体攻撃宝具並みのダメージを出すことも頻繁にあり、アーチャーの戦力が欲しい時はまずギルガメッシュからチェックするほどでした。
あとは、アーツパーティで挑む時には水着を着たアルトリア・ペンドラゴンを、男性相手にはオリオンに頼ることが多々ありました。オリオンは、星3のエウリュアレと並べて使うのもいい感じです。
【ランサー】
一発が欲しい時や特攻が刺さるときはスカサハ、全体を攻撃したい時はカルナやエレシュキガルを頼りました。ですが、レア度の差こそありますが、手持ちは全体攻撃宝具が多かったので、フレンドサーヴァントはスカサハを借りる方が断然多かったですね。特にカレイドスコープ持ちが重宝しました。
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そしてスカサハが見当たらない時は、星4ですが水着版の源頼光をチョイスすることも。ステータス面では星5に敵わないものの、スキルが噛み合った時の爆発力は脱帽もの。星5でも簡単に出せないダメージを叩き出すので、恐ろしくも頼もしい存在です。
【ライダー】
個人的には、ライダーの星5はかなり群雄割拠しており、どのサーヴァントにも特徴や利点があるので、絞るのは結構至難です。その前提を踏まえた上で、比較的借りる機会が多かったのは、NP配布とスキルのバランスがいいオジマンディアスと、NP関連のスキルが2つあり宝具が撃ちやすいフランシス・ドレイクでした。いずれも頼もしいサーヴァントなので、いつか自力でゲットしたいと思いつつ、果たしていつになることやら。
あと、ライダーな坂田金時も非常に頼もしかったことを付け加えておきます。自身のNPを最大50増やせる上に、スキルでクイックを強化すれば宝具のダメージが更にアップ。スターも生成しやすく、隙のない強さを発揮してくれます。唯一にして最大の欠点は、現時点での入手機会がないことくらいです。イベントの再復刻を、切に願います。
【キャスター】
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NP配布や攻防のバフ・デバフが頼もしい諸葛孔明〔エルメロイII世〕・・・も借りることは多かったんですが、キャスターの火力枠が乏しいのもあり、玄奘三蔵やイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを借りることの方が多かったかもしれません。
メカエリチャンで補うこともありますが、長期戦の時は防御面でも有利が欲しくて。その意味では、新イベントで貰える酒呑童子(キャスター)が、戦力の穴を埋めてくれるのではと期待しています。
【アサシン】
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ジャック・ザ・リッパーか“山の翁”! サポートを受けなくても、自身のスキルやカードだけで充分強いため、本当にありがたい存在でした。自分で星を出し、クリティカルでダメージやNPを稼ぐ。そんな自給自足ぶりは、配給もままならない我がカルデアの支えです。ちなみに、ニトクリスがいたおかげか、アサシンの全体攻撃宝具を借りる機会は比較的少なめでした。それでも、クレオパトラには何度か助けてもらいました。
【バーサーカー】
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苛烈な攻撃と防御面の不利を合わせ持っているため、あらかじめ対応を用意しないとなかなか起用できないのがこのバーサーカー。雑に使うと、あっけなく落ちることも少なくありません。そんな中で、耐久性に優れているクー・フーリン〔オルタ〕と、殺られる前に殺る源頼光が、頼もしいバーサーカーでした。
あとは、星4ですがエルドラドのバーサーカーも、高い殲滅力で印象に残っています。星5と比べると宝具を重ねやすいので、通常攻撃だけでなく宝具の威力も高くなりやすいのも嬉しい特徴です。
【エクストラクラス】
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フレンド枠はアタッカーを求めることが多いため、ルーラーを借りる機会は少なめでした。その一方で、敵がルーラーとして立ちはだかった時は、アベンジャーのジャンヌ・ダルク〔オルタ〕によく頼っています。高いATKから繰り出される宝具や「自己改造 EX」を活かした攻撃は、敵をあっけなく葬ることがしばしば。彼女も、戦力が少ないカルデアほど重宝するサーヴァントのひとりです。
このほかには、ライダーやアサインなどの混合編成の際にメルトリリスや沖田総司〔オルタ〕を、バーサーカーの集団相手には葛飾北斎やアビゲイルを借りました。上記でも軽く触れましたが、アビゲイル同士を並べることでNPが溜めやすくなったり、敵の宝具発動をより遅くさせたりと、文字通りの相乗効果が期待できます。
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そして、こちらも配布サーヴァントですが、星4のBBにも助けられました。頻度はそれほど多くないものの、アベンジャー相手には抜きんでた活躍をしてくれますし、宝具の関係でアーツパーティへの組み込みもOK。無敵の解除もあるので、高難易度向けに起用できる場面もあり、代替の利かない役割を果たしてくれます。
■一年間で使った素材やQP
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こちらも、引いたサーヴァントや上げたスキルで大きく異なりますが、「星5のサーヴァント3騎のスキルをMAX、残り3騎を10~6」「星4以下で使用頻度が高い24騎のスキルを6前後(たまにMAXや、1のままも)」くらいのデータとなります。
一番使った素材は「凶骨」で、400個近く使用。続いて、「虚影の塵」が300個程度。「英雄の証」。「竜の牙」、「世界樹の種」、「禁断の頁」も200個以上使用しています。そのほかで特に目立つのが、「混沌の爪」や「竜の逆鱗」、「蛮神の心臓」で、いずれも100個以上消費しました。「オーロラ鋼」の72個は、全てスカサハ=スカディに使用。女王様・・・!
一見かなりの数を消費しているようにも見えますが、「凶骨」、「虚影の塵」、「英雄の証」、「竜の牙」などはがっつり使うサーヴァントも多いので、今回の結果は割りと控えめかなと思います。消費量が嵩みすぎて、敢えて育成を止めているサーヴァントもいますし。イベントをしっかりとこなさいと育成がままならないというのも、一年間駆け抜けた今なら実感としてよく分かります。
そしてこれまでの育成に使ったQPは、ざっとですが「11億」越え。この額には我ながら驚きましたが、気が付かないうちに貯めては使っていたようです。ちなみに、各サーヴァントの育成予定のスキルを全部6まで上げるだけでも、あと6億5000万ほどのQPが必要。その間に新しいサーヴァントを引けば、消費額は更に上乗せに。QP、とても大事。
◆そして幕開けする2年目。新たなガチャの結果は・・・!
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駆け抜けた一年間をこうして振り返ると様々な思い出が脳裏を過ぎりますが、無課金でも充分遊べるのも実感しました。ランキングやPvPのような、プレイヤー同士が直接競い合うコンテンツがなく、戦う相手はあくまで「敵」だけ。そのためイベント達成などのハードルが低めですし、マイペースに楽しむことができます。
反面、好きなサーヴァントを手に入れたくとも、聖晶石や呼符が尽きてしまったらそこまで。再び挑戦できるのは、石を貯め直し、ピックアップのタイミングを待つほかありません。どんなプレイスタイルがいいかは人それぞれですが、今回の内容を無課金で遊んだ場合のサンプルケースとして、判断材料のひとつにしていただければ幸いです。
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ちなみに筆者は、このまま2年目も無課金でプレイ続行。そして、「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP_2-」のピックアップ召喚で、再び諸葛孔明が対象になったので、2度目のチャレンジを敢行。貯め直した聖晶石を全放出して挑みました。すり抜け玉藻の前を乗り越えた今こそ、我がカルデアに孔明を!
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すると、キャスターで金カード。これは・・・!
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これは不夜城のキャスター! 違うそっちじゃない!!
・・・筆者の孔明チャレンジも、2年目に突入することになりそうです。