そこで今回はエンディングテーマ「BJ」を歌うPileさんにインタビュー。主題歌の生まれた背景やアニメの見どころなどを語ってもらいながら、実際にアニメ!アニメ!編集部員とブラックジャックで対決。「負けた方が罰ゲーム」に挑んでもらう流れでスタートしたのが、取材は思わぬ方向へと進んでいった――。
[取材・構成=小松良介]
『奴隷区 The Animation』

2018年4月12日より放送
テレビ放送:TOKYO MX 、BS11、AT-X
※放送後、Netflixで独占配信。
http://doreiku-anime.com/
■Pile VS アニメ!アニメ!編集部 ブラックジャックでガチンコ対決!
――今日は『奴隷区 The Animation』のエンディングテーマであるPileさんの新曲「BJ」にちなんで、インタビュー後に編集部とブラックジャックで勝負をしていただこうと思ってます。
敗者には、SCMの「どんな勝負でも勝ちさえすれば相手を奴隷にできる」という設定と、Pileさんがメイド役で本作にご出演されているということで、「メイド服を着なければいけない」というルールでいかがでしょうか?
Pile
わかりました! 望むところです。
――ありがとうございます。ちなみにブラックジャックをやったことは?
Pile
もちろんあります。「BJ」の歌詞にもなっていますしね。ただ、賭け事はあんまり好きじゃなくて……。だって貯金したほうが絶対いいじゃないですか。友達に誘われて競馬に行った時は万馬券ゲットしちゃいましたけど(笑)。
――ええっ、それはスゴイですね!
Pile
競馬新聞を全部買って、馬や騎手のデータを徹底的に調べて……。そしたら200円の券が2万円になりました。
――本気で勝ちにいってるじゃないですか。ひょっとしてかなりの負けず嫌いでは……。
Pile
わりとそうかも? でも、やるからには絶対勝ちたいです!

■アーティストとして目指しているのは漢気のあるライブ
――ではゲームの前に、今回の新曲「BJ」や『奴隷区 The Animation』についてお話を聞かせてください。まさにブラックジャックをテーマにした楽曲でしたが、初めて聴いた時の印象はいかがでしたか?
Pile
『奴隷区 The Animation』のエンディング曲になることは知っていましたが、すごくカッコよくて作品の世界にピッタリだなって思いました。
今回の企画に合わせて作られた曲はもう1曲あったんですけど、そちらと聴き比べてみて、最終的に「BJ」を選ばせていただいた感じです。

――そうだったんですか。ちなみにもう1曲というのは?
Pile
アルバム『SHOWCASE』に収録されている、「脳内ドリーマー」でした。ぜひこちらも聴いてみてください!
――Pileさんの歌う曲は、「BJ」をはじめノリの良いロックテイストな楽曲が多いイメージがありますが、そもそもロックがお好きで?
Pile
私のシングルが少年や青年向けのアニメの主題歌が多いので、その影響もあると思いますが、たしかに私も聴いてるアーティストはロックが多いと思います。
ライブではダンス系も歌っていたんですけど、やっぱりバンドスタイルだとカッコいいロックのほうが盛り上がるので。自然とロックが増えましたね。

――たしかにライブで歌ったら間違いなく盛り上がりそうですね。
Pile
すごく盛り上がりますよ! ライブに来てくださるファンのみなさんの楽しみ方も、だんだんとその方向に固まってきたのかなって思います。
『ラブライブ!』では、どちらかというとかわいらしい楽曲を歌わせてもらっていて、それはすごく楽しい経験だったのですが、自分の名前で歌う時はそことは反対のイメージにしていきたいなと思ってて。だからいつも漢気のあるライブを目指してます!