今回、番組を終えたばかりのお二人にインタビューを行ったので、収録スタジオのレポートとあわせてお届けする。
[取材・構成:奥村ひとみ]
お二人とも最初こそ緊張気味だったものの、すぐに打ち解けスタジオはなごやかな雰囲気で収録スタート。冒頭はミス・クローリーの声で「本日はムーン劇場へお越し頂きまして誠にありがとうございます」という、劇場アナウンス風の演出で始まった。あわせて開演のベルも鳴り、遊び心に溢れる。
ロードショーから4週目、観客動員ランキングはV4を達成し、興行収入40億を突破した『SING/シング』。改めて田中と木村から、作品の概要や見どころが説明された。
また、世界60か国で公開されるなか、吹き替えの制作が叶ったのは日本のみ。セリフに加えて、一部を除くすべての楽曲が豪華キャストによって吹き替えられた。番組には、数々のアニメで音響監督を務め、今回初めて吹き替えの演出を担当したという三間雅文と、ヤマアラシのベティを演じた水樹奈々よりメッセージが到着。田中と木村からは、こだわりのお芝居について語られた。
続いては文化放送の八木奈緒アナウンサーが参加して「SING CAFE」のコーナー。「SING CAFE」とは、池袋パルコにて4月23日まで開催のコラボレーションカフェだ。キャラクターをイメージしたオリジナルフードや、スイーツを楽しむことができる。
このコーナーでは田中と木村が目隠しをして、八木アナの食レポを聞いてメニューを当てるというクイズ形式。間違えるとピコピコハンマーで叩かれてしまうという罰ゲーム付きだ。
順調に正解を出す田中と、不正解が続く木村。罰ゲームタイムで田中が手に取ったのは、ピコピコハンマーではなく、なんと金ダライだった。試食の時も、「ロジータの家族の絆アップルパイ」や「キラキラと光るまるでネオン! イカたちのネオンサイダー」を田中に全部食べられてしまい、木村はガックリ。手痛い思いをした木村だったが、収録スタジオの中は全員大爆笑だった。
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番組は劇中のナンバーを交えながら、映画と同様に終始ゴキゲンな空気で進行。時間が経つにつれてお二人の会話も弾み、内容の濃い特番となった。