数土直志「誰がこれからのアニメをつくるのか?」星海社新書より3月24日発売
「アニメ!アニメ!」元編集長・数土直志の初の著書『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』が星海社新書より3月24日に発売される。転換期を迎えているアニメビジネスを分析し、その未来について予測した一冊となっている。
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日本のアニメ業界はこの20年の間、製作委員会を立ち上げてお金を集めてテレビ放送し、DVDやBlu-rayなどのパッケージを売って回収することによって成り立ってきた。だが潤沢な資金を持つ中国や欧米の定額映像配信サービス企業が参入したことによって、そのビジネスモデルに大きな変化が生じている。中国のアニメーション制作会社・絵梦(えもん)によるアニメブランド「HAOLINERS」の作品は日本でも数多く放送され、Netflixは永井豪の名作『デビルマン』を湯浅政明監督の手で映像化する『DEVILMAN crybaby』を発表し、大きな話題を集めた。
本書では激変する日本のアニメをとりまく状況を、15年にわたってアニメを取材してきた数土が独自の視点から解き明かした。この混迷の時代を誰が生き抜くのか。アニメビジネスの現在地を知る上で役立つ内容が記されている。価格は900円(税抜)だ。
数土直志は2005年にWEBサイト「アニメ!アニメ!」を設立、2009年にはアニメビジネスをメインとした「アニメ!アニメ!ビズ」を立ち上げた。2016年7月に独立し、国内外のエンタテイメント産業に関する取材・報道・執筆を行っている。代表的な仕事に「デジタルコンテンツ白書」(一般財団法人デジタルコンテンツ協会)のアニメーションパート、「アニメ産業レポート」(一般社団法人日本動画協会)の執筆などがある。
星海社新書『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』
発売日:2017年3月24日
著者:数土直志
定価:900円(税抜)
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《高橋克則》
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