「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」吹替版は本上まなみ、リリー・フランキーらが演じる
アイルランド制作のアニメ映画『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』は8月20日より全国順次公開される。このたび、本作の日本語吹替版キャストが決定した。女優の本上まなみ、マルチタレントのリリー・フランキー、EGO-WRAPPIN' ボーカルの中納良恵と多彩なメンバーが揃った。
ニュース
実写映画・ドラマ
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
北アイルランドの宮崎駿 「ソング・オブ・ザ・シー海のうた」欧州話題の長編アニメーション公開決定
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』はアイルランドの神話をもとに、妖精の母親と人間の父親との間に生まれた幼い兄妹の冒険を描くストーリーである。妹を救うべく奮闘する兄のベン役には本上まなみが起用された。本上は2009年公開の映画『マイマイ新子と千年の魔法』などで声優を務めた経験を持つ。
父親のコナー役はリリー・フランキーが担当。リリー・フランキーも2015年公開の映画『バケモノの子』などで声優経験を持つ。二人がタッグを組むのは、2005年に放送がスタートした「おでんくん」シリーズ以来となる。温かみのあるキャラクターたちをどのように表現しているのだろうか。
さらに母親のブロナー役として、結成20周年を迎えるバンド EGO-WRAPPIN'の中納良恵が声優に初挑戦する。中納はオリジナル版を意訳した日本版テーマソングも歌っており、演技と主題歌で作品に携わることになった。
制作はアイルランドのカートゥーン・サルーンが担当。2Dスタイルのアニメーションゆえにポスト・スタジオジブリと称されることもあるスタジオだ。
本作は第28回ヨーロピアン・フィルム・アワードにて長編アニメ賞を受賞し、第87回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど海外で高い評価を得ている。東京アニメアワードフェスティバル2015の長編コンペティション部門でもグランプリを獲得し、日本の観客からも絶賛された話題作がいよいよ公開される。上映は字幕版・吹替版を予定している。
[高橋克則]
『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』
8月20日より恵比寿ガーデンシネマ、8月より大阪シネ・リーブル梅田ほか、全国順次公開
(c) Cartoon Saloon, Melusine Productions, The Big Farm, Superprod, Norlum
《高橋克則》
特集
この記事の写真
/