西尾維新「戯言シリーズ」のアニメプロジェクトが始動 デビュー作がついにアニメ化
5月6日、西尾維新の最新作『人類最強の純愛』が講談社ノベルスより発売された。それにあわせて、西尾維新のデビューシリーズである「戯言シリーズ」のアニメプロジェクトがスタートした。
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西尾維新は2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で第23回メフィスト賞を受賞して小説家デビュー。『クビキリサイクル』からはじまる「戯言シリーズ」は02年から05年にかけて全9冊が刊行された。ファンからアニメ化が望まれていた人気シリーズなだけに、今回のアニメプロジェクト始動は嬉しいお知らせとなった。キャストやスタッフなどの詳細は一切明かされておらず、今後の続報に期待したい。
それを記念して、5月9日から15日までの一週間、秋葉原駅の改札内中2階コンコースにてパノラマポスターが掲出される。『クビキリサイクル』や『人類最強の純愛』の表紙が描かれたポスターは街行く人の注目を浴びるだろう。
『人類最強の純愛』は「戯言シリーズ」や「人間シリーズ」に登場した人類最強の請負人・哀川潤を主人公とする「最強シリーズ」の第二作である。第一作『人類最強の初恋』とともに電子書籍の開始している。今後「最強シリーズ」の新作は書籍版と電子版を同時リリースするサイマル配信を予定している。
なお西尾維新デジタルプロジェクトとして『クビキリサイクル』の配信もスタートした。初出である講談社ノベルス版カバーをサムネイルとしている。本文底本は文庫版で、電子版書き下ろしあとがきを収録。未電子化作品を30週以上にわたって連続配信するデジタルプロジェクトも要注目だ。
[高橋克則]
《高橋克則》
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