IMAGICA、日本コンテンツのグローバルBtoB取引システム「FOYER」をスタート
IMAGICAが、日本コンテンツの世界展開に向けてコンテンツ取引の活性化に取り組む。10月19日、Iコンテンツの企業間取引システムのサービス「FOYER」をスタートした。
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IMAGICAは「FOYER」を日本のコンテンツのオンラインショーケースと位置付ける。日本の権利保有者が持つ映像コンテンツをオンラインのプラットフォーム上に掲示し、コンテンツバイヤーが検索できるようにした。これを通じて海外のバイヤーの日本の映像コンテンツのアクセスが向上するとしている。
サイト内の映像コンテンツは「FOYER」に会員登録したコンテンツホルダーのものになる。映画やテレビ番組、アニメ、教育映像など幅広い作品が揃う。また、閲覧するバイヤーも会員登録が必要で、エージェントやライセンシーを想定している。
IMAGICAはプラットフォーム上の映像管理のほか、取引成立後の各種仕様の対応や、翻訳・ローカライズなども行うとしている。ポストプロダクションを中心とした同社の長年の映像技術・サービスにつなげる。
「FOYER」は10月22日から東京・お台場のホテルグランパシフィック LE DAIBAで開催されるJapan Content Showcase 2015のTIFFCOM2015のIMAGICAブースでも披露される。会期中デモストレーションを行い、国内外の関係者に紹介する。
IMAGICA は1935年に創立、映像のポストプロダクションから始まり映像関連技術、そして企画・制作などを行っている。近年は海外展開にも熱心だ。
2014年にはマレーシアに合弁会社Imagica South East Asia Sdn.Bhdを設立し、アジア市場に進出する。また今年4月には持株会社のイマジカ・ロボットホールディングスが世界最大の映像コンテンツローカライゼーションサービス企業SDI Mediaを子会社化している。日本の映像の完成後、さらにローカライズ・海外展開支援へとビジネス領域を拡大している。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
《沖本茂義@アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》