KADOKAWAの「BOOK☆WALKER」が英語版をスタート NYコミコンから展開
マンガやラノベで強みを見せる電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」が、海外向けに新サービスを展開する。2015年秋から英語版をスタートすることが明らかになった。
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「BOOK☆WALKER」英語版は、ウェブサイトやiOS向けとAndroid向けのアプリを通じて利用する。サービスを提供するKADOKAWAは10月8日からニューヨークで始まるNewYork COMICON(NYコミコン)でサービスを紹介する。
「BOOK☆WALKER」は、KADOKAWAグループの株式会社ブックウォーカーが運営する電子書籍の総合ストアである。なかでもグループ力を活かしたライトノベルやマンガのラインナップに強みをみせる。ライトノベルの電子書籍配信では、売上高国内トップである。国内でも存在感をみせるが、日本のマンガ、アニメの人気が高い海外でもその強みを活かすことを目指す。
NYコミコンはサンディエゴコミコンと並ぶ、米国のトップクラスのポップカルチャーイベントである。多くのファンが集まる場から、新サービスのプロモーションをはじめるかたちだ。
「BOOK☆WALKER」英語版は、当初は700タイトルのマンガ、ライトノベルからスタートする。ここには現在、北米で出版されているKADOKAWAの英語翻訳版のほか、ここだけでしか読むことのできない作品も用意する。マンガに加えて、ライトノベルはユーザー獲得の大きな武器となりそうだ。人気作品の多くが翻訳出版されているライトノベルの英語版出版は遅れている。一方で、近年人気が高まっているされている。
さらに今後はKADOKAWAだけでなく、小学館・集英社系のVIZ Media、Dark Horse、Digital Manga、クリーク&リバー、双葉社、ハーレクインなどからも作品の提供を受けラインナップの強化を目指す。自社コンテンツのポータルではなく、日本のマンガ、ライトノベル、書籍を幅広く紹介する電子書籍の総合プラットフォームを目指すかたちだ。
NYコミコンでは専用ブースを設けて、その場で登録の受付けを開始する。登録をすると様々な商品が当たるキャンペーンに挑戦できる。用意された商品は『ソード・アート・オンライン』や『Fate/stay night』のフィギュア、『ニンジャスレイヤー』のトートバッグなど。そこからはKADOKAWAが、狙うターゲットも伺われる。
[/アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]
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