「あの花」キャラカメオ出演!? 「ここさけ」プロデューサーが明かす
『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のスタッフが贈る新作オリジナルの劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』が9月19日より全国公開となる。
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お喋りを封印されてしまった女の子、順。彼女はとっても元気な女の子だったが、子ども時代にうっかり話してしまった“ある事”がきっかけで、家族がバラバラになってしまう。そして突然現れた、玉子の妖精に、二度と人を傷つけないようにお喋りを封印されてしまう。その事件以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、なんとミュージカルの主役に抜擢されてしまう…。
本作の登場キャラクダーと同世代の高校生と専門学校生、約100名が参加した『心が叫びたがってるんだ。』上映会。上映後、拍手喝采の興奮冷めやらぬ中、「黒執事」シリーズや、「あの花」「七つの大罪」などのチーフプロデューサーを務め、本作では企画・プロデュースを担当した清水博之氏がティーチインに登壇し、出席者からはさまざまな質問が飛んだ。
「劇中に『あの花』のキャラクターとみられる人物がいたと思うのですが…?」というファンならではの視点に、清水氏は「気づいてくれてありがとうございます。『あの花』と『ここさけ』は同じ秩父を舞台に同じ時間軸で共存しているという設定なので、『あの花』ファンだったら探し出せるような事や、登場させた人物もでてきます」と回答。加えて、「ただ、あまりやり過ぎてもいけないので、ちょっとしたエッセンスで入れ込んでいるので、慎重に厳選して組み込まれています」と明かした。
さらに、主人公・順を演じる水瀬さんの起用理由を「とにかく“声”でした。順は彼女しかいないと早い段階から決めました」語り、本作の主題歌となる「乃木坂46」の「今、話したい誰かがいる」についても「『乃木坂46』の歌は、いい詞が多くて、スタッフ一同『君の名は希望』がすごく好きでした。本作もミュージカルが舞台ですし、コーラスで歌う曲が最後にくるといいねと話していました。そこで、『乃木坂46』の持つ青春感や疾走感、歌詞が持つせつなさがいいのではと。秋元康先生のところへ私と岡田さん(脚本)で相談に行き、打ち合わせをした上で詩を書いていただきました」と知られざる製作の裏話を明かした。「『ここさけ』の切ないけれど主人公たちが前向きに生きていくという点から、そのような楽曲で最後を締めたいという希望を汲み取っていただきました。誰かと話したい、伝えたいというテーマを歌詞やタイトルにもこめていただけ、すごく気に入ってます」とその仕上がりに大満足の様子を見せた。
ほかにも秩父を舞台にした理由、清水プロデューサーが好きな台詞・シーン、晩秋を舞台にしたのはなぜか、吉田羊さんの起用理由、音楽の使い方、ラストシーンはなぜあのようになったのか、4人の主要キャラクターの今後の続編の可能性など、質問は多岐に渡ったが、合間合間に清水氏の軽快なギャグも混ぜ込まれ、終始笑いに包まれながらティーチインは終了した。
『心が叫びたがってるんだ。』は9月19日(土)より全国にて公開。
『あの花』キャラクターがカメオ出演!?『ここさけ』プロデューサーが明かす
《text:cinemacafe.net》
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