Netflix国内サービス9月2日スタート 「シドニアの騎士」からスペシャル動画を公開
インターネット動画配信プラットフォームであるNetflixがいよいよ日本に上陸する。スタートにあたって、『シドニアの騎士』のスペシャルコラボレーション動画が制作された。
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毎月定額課金で映画やテレビドラマなど数々の作品をハイクオリティの映像で提供する。なかでも目玉となるのは、Netflixならではのオリジナルタイトルだ。9月2日からは早速、マーベルコミックスのヒーローを主人公とした『デアデビル』、そして日本のNetflixオリジナル作品の『テラスハウス』新シーズンやドラマ『アンダーウェア』などが届けられる。ここだけの大型タイトルで他の配信サービスとの差別化を図る。
スタートにあたっては、アニメからもサプライズ企画が登場した。デジタルアニメーションで話題を読んだ人気作『シドニアの騎士』のスペシャルコラボレーション動画が制作された。
この映像は『シドニアの騎士』の印象的なシーンとNetflixオリジナルタイトルを組み込んだものである。アニメーション制作会社のポリゴン・ピクチュアズが独自に編集、自らのパロディも盛り込んだ。さらに主人公・谷風長道役の逢坂良太さんをはじめ、全てのセリフを新規にアフレコした。
今回は第1弾の加速篇をYouTubeなどで公開。今後は第2弾「長道出撃編」、第3弾「補助脳アクセス編」は順次公開される予定だ。
Netflixがスタートにあたり、『シドニアの騎士』とコラボレーションするには訳がある。実は『シドニアの騎士』は、Netflixが2014年に初めて日本アニメの海外独占配信をした作品である。Netflixと日本のつながり、日本に対する関心の高さ、そしてアニメ重視を印象づける重要タイトルとなっている。
これまでのところ日本のNetflixでは、アニメでのオリジナルタイトルなどは発表されていない。しかし、今回のスペシャル動画は、日本でもアニメの新しい動きを期待させるものである。
NetflixはインターネットのDVDレンタルからスタート、その後インターネット動画配信に参入し、これが急成長した。現在まで世界50ヵ国以上に進出、会員数は6500万人を超える。近年は、テレビやPCのほかインターネットに接続された様々なデバイスから視聴が可能になっている。
さらにNetflix自身による番組製作に乗り出している。これがまた人気を呼び、映像業界の一大旋風を巻き起こしている。国内にはすでに数多くの企業が動画配信サービスを提供しているが、海外の大手サービスの参入に注目が集まっている。国内で一体どんなサービスと番組を提供するのか?それに対する他の企業の動きは?動画配信サービスがいま熱くなっている。
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/『シドニアの騎士』 谷風長道役 逢坂良太コメント
『シドニアの騎士』
(c)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
《animeanime》
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