「プロフェッショナル 仕事の流儀」が細田守を特集 300日間の密着取材を敢行
NHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』がアニメーション映画監督の細田守さんを特集する。300日間の密着取材を行った。
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細田守監督は1991年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社。劇場版「デジモンアドベンチャー」シリーズで監督を務め、『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』や『明日のナージャ』のコンテ・演出などで注目を集めた。
東映退社後に手がけた『時をかける少女』では国内外23の映画賞を獲得。その後、スタジオ地図の立ち上げに携わり、同社の第一回作品『おおかみこどもの雨と雪』は興行収入42.2億円の大ヒットを記録した。現在公開中の最新作『バケモノの子』は3年ぶりの劇場作品となる。
『プロフェッショナル 仕事の流儀』は300日に渡って取材を敢行。映画を生み出す原動力は苦しみを抱えてきた自らの人生だと語る細田監督を追いかけている。予告ではコンテ作業に悪戦苦闘する様子が収められており、「人生は幸せなものかも知れないってことを、大声で言っているようなものなんだよ」という印象的な発言も確認できた。
細田監督は心の内にある“わだかまり”を糧にキャラクターの心情を思い描き、「こうありたい」という理想を映画に託しているとのことだ。オンエアではその創作の秘密を垣間見ることができるだろう。
『プロフェッショナル 仕事の流儀』第273回「希望を灯(とも)す、魂の映画 アニメーション映画監督・細田守」は8月3日22時オンエア。再放送は8月8日0時55分を予定している。
[高橋克則]
《高橋克則》