「007 スペクター」アバンタイトルの舞台はメキシコ "死者の日"を完全再現
「007」シリーズ最新作『007 スペクター』は12月4日に日本公開を迎える。今回は新たに、アバンタイトル(オープニング)の内容が判明し、メキシコでのメイキング写真も発表された。
ニュース
実写映画・ドラマ
注目記事
-
庵野秀明企画・プロデュース「宇宙戦艦ヤマト 全記録展」1,000点を超える圧巻の資料! 限定商品も見逃せない♪ 展示内容&グッズ公開
-
映画「ファンタスティック・フォー」10月9日公開決定 最新予告で特殊能力明らかに
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

「007」シリーズのアバンタイトルは、どの作品も観客の心を鷲掴みにする演出が盛り込まれている。過去3作品を振り返ると、『007/カジノ・ロワイヤル』では激しい肉弾アクションを全編モノクロ映像で描き、007になる前のジェームズ・ボンドの気性の荒さを表現した。続く『007/慰めの報酬』は迫力あるカーチェイス、前作『007 スカイフォール』はバイクチェイス、格闘戦、そしてボンドの射殺シーンと、毎回趣向を凝らしたオープニングでファンを魅了し続けてきた。
最新作『007 スペクター』のアバンタイトルの舞台はメキシコの「死者の日」が選ばれた。「死者の日」は死者を陽気に迎える祝祭日であり、今回のボンドの危険な任務を思わせる舞台設定となっている。
サム・メンデス監督は「刺激的で濃厚な世界に、観客を投げ込みたかったんだ。メキシコの死者の日は、どこを見ても色彩とディテールと生命感にあふれている。山車やガイコツも作ったし衣装も見事で、職人技が活きているよ」と「死者の日」をアバンタイトルに起用した理由を語った。
撮影は実際に「死者の日」でロケを行ったのではなく、撮影用にこのお祭りを再現した。CGは使わず1500人分の着替えを75分で行ってしまうなど、衣裳から何からすべてを作り上げる気合いの入れようである。公開まで少しずつ情報が明かされていく『007 スペクター』、今後の続報も見逃さないようにしたい。
[高橋克則]
『007 スペクター』
12月4日(金)全国ロードショー
http://www.facebook.com/JamesBond007JP
《高橋克則》
特集
この記事の写真
/