日本アニメ(ーター)見本市第21話山下いくと監督「偶像戦域」 エヴァのメカニックデザイナーが描く
「日本アニメ(ーター)見本市 」の第21弾作品として、「新世紀エヴァンゲリオン」「トップをねらえ!」などでメカニックデザインを務めた山下いくと監督の作品『偶像戦域』が、5月8日に公開された。
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山下いくとといえば、古くは『トップをねらえ!』から、『新世紀エヴァンゲリオン』『戦闘妖精雪風』など数々のアニメ作品でメカニックデザインを担当してきた。まさに実力派のクリエイターである。
本作においても、空を飛ぶ人型マシンや戦闘ヘリ、巨大な宇宙船等、登場する数々のメカに監督が長年培ってきたデザインセンスが存分に発揮されている。
舞台は科学の発展した地球に似た星である。その地上へ向けて巨大なロボットが降下してくる場面から物語は始まる。7分50秒の映像の中で、大勢のキャラクターと様々なシチュエーションでの戦闘風景が次々と映し出される。また、作品の冒頭と結末で少しだけ語られる謎めいた言葉に、作品世界の奥行が感じられる。
アニメーション監督に『HUNTER×HUNTER』や『機動戦記ガンダムUC』で監督を務めた古橋一浩を、キャラ作画監督に『勇者王ガオガイガー』や『エヴァンゲリオン新劇場版:序・破』を手掛けた寺岡巌を迎えた。登場するキャラクター達は肉感的なスタイルや躍動感溢れる動きを与えられて、画面の中で活き活きとした魅力を放っている。また、音楽担当のSiN氏による叙情的な楽曲の数々が場面を盛り上げる。見所満載の作品となっている。
敵対する勢力同士の何世代にも渡る大規模な戦争を描いているかの様な、そんな壮大な物語のこれはほんの予告編、といった様相だ。
5月11日にはニコニコ生放送において、「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第21回が放送される予定である。山下いくと監督やSiNが出演し、『偶像戦域』の制作秘話や作品に込めた思いが語られる。
「日本アニメ(ーター)見本市」
animatorexpo.com
『偶像戦域』
animatorexpo.com/iconicfield
「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第21回
live.nicovideo.jp/watch/lv218472983
日時: 2015年5月11日(月)22時~23時(予定)
出演: 山下いくと、SiN ほか
《相馬 亨》
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