日本アニメ(ーター)見本市 鶴巻和哉監督が「I can Friday by day!」を解説
「日本アニメ(ーター)見本市-」第19弾『I can Friday by day!』が5月4日に配信。監督・絵コンテの鶴巻和哉、アニメーションキャラクターデザイン・作画監督すしお、音楽のSiNが制作秘話を披露した。
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『I can Friday by day!』制作のきっかけを問われると、鶴巻監督は「そもそもはマンガ家のウエダハジメさんと一緒にやってみたかった。今回は彼に脚本を書いてもらおうというのが企画の発端です。3本くらいアイデアを出してもらった中で、一番キャッチーなものを選びました」と語った。キャラクターデザインについては、ウエダハジメさんが推薦したイラストレーター・竹さんの手によるキャラを見た瞬間に「竹さんの絵を活かす方向でつくろう」と決意したそうだ。
すしおさんは「竹さんの絵のストロークの長さが自分の描く絵と似ていたんです。多分、手の大きさが同じくらいなんだろうなと思っていたら、身長が同じくらいでした」とコメント。キャラクターデザインを再現することについては「最初はキャラがぜんぜん似なくて苦労しました」と語っており、難しい作業だったようだ。
音楽を担当したSiNさんは「鶴巻さんにはトラックダウンにも立ち会っていただいて、とにかく密にやらせていただきました」と楽曲の制作秘話を解き明かした。またアニメ評論家の氷川竜介さんが注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナーでは、本作のためだけに開発されたエフェクトを取り上げた。
最後は番組恒例の「あなたにとってアニメとは?」という質問が飛び出した。SiNさんは「お初」とアニメが創作の原点であること、すしおさんは「魂のかけら」と命がけで作品をつくっていることを明かした。
また「日本アニメ(ーター)見本市」第21弾作品「偶像戦域」(監督:山下いくと)は5月8日より配信がスタート。「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の次回配信は5月11日を予定している。
[高橋克則]
「日本アニメ(ーター)見本市」
http://animatorexpo.com
《高橋克則》
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