圧巻!ＳＦ大作「ジュピター」のコンセプトアート13枚一挙公開　エヴァや日本アニメも彷彿

3月28日に、ラナ・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキー姉弟が16年ぶりに完全オリジナルで挑んだＳＦアクションの超大作『ジュピター』が全国公開となる。主演にチャニング・テイタムとミラ・クニスと、いまハリウッドで最も注目を浴びる俳優を起用するのも話題だ。
一方で、アニメファン、SFファンにとって見逃せないのが、監督であるラナとアンディのウォシャウスキー姉弟の存在だ。彼らは『2001年宇宙の旅』や『スター・ウォーズ』『ブレードランナー』など数々のSF映画の傑作へのオマージュを盛り込みつつ、一方で日本のアニメにも影響を受けたと公言する。その作品が日本の映像ファンに心地よい理由のひとつでもある。

本サイトでは、そんな日本のアニメの影響も感じさせる設定資料の一部を公開する。これらの設定資料は、世界各国のアーティストたちが手掛けたものだ。
独創性溢れる舞台コンセプトの数々だが、その一部には惑星に突き刺された“ロンギヌスの槍”のような資料も交じっているとも。是非、確認して欲しい。

ラナ・ウォシャウスキーは、そんな映画の過去の傑作とその創作について次のように語る。「私たちは、20世紀の子供たちと言えるわけで、それはつまり、独創性に惹かれることを意味する。（あの時代は）独創性こそがいちばんの魅力だったし、何か違うもの、観たことがないものを観るといつだってワクワクしたわ。『レイダース』『エイリアン』のような作品を例に挙げると、それらはオリジナルの題材から映画用に脚本が書かれた作品なの。そういう文化の中で私たちは育ったので、それまで描かれなかった映像、語られなかったストーリーに惹かれるの」。

『ジュピター』は、人類の危機を阻止するため、身分の違う二人が、宇宙最大の王朝を相手に戦いを挑むというものだ。完全オリジナルSF巨編には、かつて体験したワクワク感も呼び覚ますに違いない。
そして、ウォシャウスキー姉弟監督初の3D作品は、これまでにない視覚体験も届けるだろう。

『ジュピター』
3月28日（土）新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国公開
http://www.jupitermovie.jp

『ジュピター』
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