嵐を呼ぶアニメ討論会第2回:「ユリ熊嵐」の謎に迫る クマたちの過去が明らかに…
2015年1月から放送を開始した『ユリ熊嵐』第1回の討論から引き続き第2回を開催。本作をアニメ!アニメ!とインサイドの編集部3人で語りあってみた。
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本作の公式サイトのストーリーのページには、12話までが用意されている。シリーズは1クールだと予想される。となると物語は佳境だ。しかし、キャラクターの過去や新たな事実が次々と明かされているが、まだ謎は残ったままだ。
2015年2月2日に掲載した「嵐を呼ぶアニメ討論会第1回 「ユリ熊嵐」の謎に迫る クマって?、ユリって?、嵐って?」には様々な反響があり、8話までを見てさらに討論を重ねることにした。前回に引き続きアニメ!アニメ!編集部のタカロク、お隣にあるインサイドのプロデューサー森、インサイド編集部の栗本が『ユリ熊嵐』について考えを語り合ってみた。
■クマと人間の戦い、壁の存在
―森
今回はちゃんと8話まで見ました。幾原ワールドを理解する為に『輪るピングドラム』も見ました。
―タカロク
どうでした?
―森
『ユリ熊嵐』に比べると分かりやすかったですね。テーマは「家族」っていうか…。『ユリ熊嵐』は前回言ってた蜂説はなくなりましたね。メタファー説はどうだろう?
―栗本
それは例えあったとしても、裏側の設定だから明かされることはないですね。それで、断絶の壁は断絶の日を境にできたというか…銀子が人間界にいた時は壁があった?
―タカロク
壁の扉みたいな所から銀子を逃がしてたような気がするから、あったんじゃないですか?そうすると断絶の壁ができたのはあの戦いの前?小さな銀子があの教会みたいな所で集まって…
―森
クマリア様の教会、『ピンドラ』のこどもブロイラーみたいでしたね。あそこの描写が何を意味してるか分からなかった。
―タカロク
あれって孤児(弧グマ?)が集まって、レディ・クマスターが「クマリア様のために人間を排除しろ」みたいな話をしてましたよね。
―栗本
それが断絶の日?
―タカロク
その“断絶の日”はクマ側と人間側の解釈が違うみたいだから…というか人間はクマの敵…?そもそもなんで人間を排除したいんだろう。
―栗本
そこは最後まで回収されない気がする(笑)でも人間側いわく、流星群が降ってくるまでは平和だったって。人間側の意見だけど。
―タカロク
アニメでは四足状態から急に立ち上がって、人を食べてますよね。あれがクマ側の蜂起を表してるのかな。
《タカロク》