ミュージカル「SAMURAI7」公開稽古 「今までに観たことのない時代劇」
12月16日、ミュージカル『SAMURAI7』のマスコミ向けの公開稽古が披露された。その熱気のある稽古場、野心満々な俳優とスタッフ達をレポート。
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歌われたナンバーについては「7人が揃ったときのナンバーです。”侍というのはこういうものだ”というナンバーです」と解説。村人たちのために戦う、明日の命もわからない状況、かなり”感涙”出来るシーンになるに相違ない。
また、カンベエを演じる別所哲也は「普段私たちは死に向き合って暮らす、ということはないけれど、侍が仲間といったい何に向かって生きているのか、ということを創り上げていければ」とコメント。
そして「日本の名作がミュージカルになって、アジアやブロードウェイの人が(この作品の評判を)聞いて、日本のミュージカルが非常に興味深いものだと思って頂けるように頑張りたい」と抱負を語った。
2014年に一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会が発足したが、これはほんの入り口に過ぎない。こういった”野望”を持って取り組んでいる、というのは頼もしい限りである。
またカツシロウ役の矢崎広は「(カツシロウは)侍になりたいと願っている少年で、もがいて苦しんで成長します。侍になりたい、という想いだけでどこにたどり着くのかを(考えて)稽古しています」とコメント。
「『七人の侍』も好きだし、『SAMURAI7』も素晴らしい作品です。2つの作品の魅力そのままに、ミュージカルで世界観が広がれば」と語った。
キュウゾウを演じる古川雄大は「素晴らしいキャスト・スタッフに囲まれています」とコメント。キュウゾウは極限まで自分を高め、剣を振るう一瞬に全てをかけるなかなかストイックなキャラクターで、「神速のスピード」とコメントし、取材陣一同、納得。
また永山たかしはお米が好きなキャラクター・ヘイハチ役なので「毎日、おにぎりを食べています!今(12月16日現在)、15個食べました!」と”お笑い”コメントで出演者・取材陣、一同、大いにウケた。
”時代劇”なので、見せ場は戦いのシーンとなるのは必然。「殺陣とダンスがどう融合するのか、というのを七転八倒している最中です」と別所。
本番ではこの稽古の成果がどう出るのか、この”野心満々”な俳優陣・スタッフならきっとやってくれるに相違ない。
ミュージカル『SAMURAI7』
2015年1月17日(水)~1月25日(木)
天王洲 銀河劇場
http://www.nelke.co.jp/stage/mu_samurai7/
ミュージカル『SAMURAI7』
(C)2004 黒澤明/橋本忍/小国英雄/NEP・GONZO
《高 浩美》
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