ティム・バートン、ウルトラ怪獣と念願の対面!「ティム・バートンの世界展」日本上陸
「ティム・バートンの世界展」が11月1日より、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで始まる。10月31日、来日中のバートン監督が出席したオープニングセレモニーが開催された。
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『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などを手掛けたバートン監督によるスケッチやデッサン、油絵から未公開映像作品に至るまで約500点の日本未公開作品を公開し、常に唯一無二の世界をクリエイトし続ける鬼才のイマジネーションの源泉に迫る。
「みなさんが普段、美術館で鑑賞するような“芸術作品”ではないけれど、創作のプロセスを見てもらえるのは、僕にとっても特別な体験。ドキドキしているよ」とバートン監督。親日家としても知られ、「日本に来た回数? 100回くらいかな」と笑いを誘い、「日本映画に強く影響されているから、いつか日本を題材にした映画も撮ってみたいね。そのときは、東京で撮影するのもいいかもね」と来日早々、インスピレーションを刺激された様子だった。
ちなみに、バートン監督の胸元には「ダダ」のフィギュアが! 「僕にとってはラッキーチャームなんだ。だから、今日は実際に君たちウルトラ怪獣に会えて光栄だよ」と喜びを新たにしていた。
式典にはオフィシャルサポーターを務めるお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二と又吉直樹が、ウィリー・ウォンカとシザーハンズの扮装で登場。また、東京モード学園の学生による、バートン作品をモチーフにしたファッションショーも開催された。
2009年に「ティム・バートン展」としてニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催。来場者数は80万人以上、同館史上3番目の動員を記録した。今回は「ティム・バートンの世界展」に改称し、14年3月のプラハを皮切りに世界をめぐり、日本に初上陸した。
六本木の森アーツセンターギャラリーでの展示は、「アラウンド・ザ・ワールド」「カーニヴァレスク」「フィギュア:男?女?生物?」「フィルムキャラクター」「ホリデー」「影響を受けた人」「誤解されがちなアウトサイダー」「ポラロイド」「書斎」「実現しなかったプロジェクト」という10に及ぶテーマセクションで構成。芸術の秋、ぜひ“鬼才”の頭の中に足を踏み入れ、創造×想像のミラクルを体感してみては?
《text:cinemacafe.net》
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