「かぐや姫の物語」、アジア太平洋映画賞の最優秀アニメーション部門ノミネート
第8回アジア太平洋映画賞が今年のノミネート作品を発表、最優秀アニメーション映画賞には、日本の高畑勲監督による『かぐや姫の物語』が候補に挙がった。
ニュース
アワード・コンテスト
注目記事
-
【『アニメディア2025年4月号(3月10日発売)』に関するお詫び】
-
高畑勲監督「かぐや姫の物語」米国公開スタート 高評価相次ぎ、賞レースも視野に
-
「アイナナ」頼れるリーダー・二階堂大和をお祝い♪ バースデーストアに潜入!【16 STAR SIGNS】

他の4作品は、中国の『Frog Kigdom』、オーストラリアとドイツの合作『Maya The Bee Movie』、韓国からの『On The White Planet』、『The Satellite Girl and Milk Cow』だった。『Frog Kigdom』と『Maya The Bee Movie』はフルCGアニメーション、韓国の2作品は2Dアニメーションとなる。『Maya The Bee Movie』は日本でもお馴染みの児童文学『みつばちマーヤの冒険』の劇場アニメーションである。
アジア太平洋映画賞は国際映画製作者連盟公認の映画賞のひとつで、年に一度、アジアと太平洋地域の映画の中優れた作品を選出する。アニメーション部門以外に、最優秀映画賞、最優秀若者映画賞、最優秀ドキュメンタリー映画賞が設けられている。
さらに監督賞、脚本賞ほか個人部門賞もある。例年、日本作品のノミネートは少なくないが、本年はアニメーション部門の『かぐや姫の物語』だけがノミネート入りした。
アニメーション映画部門は、これまで多くの日本作品がノミネートされている。2013年は『風立ちぬ』と『サカサマのパテマ』が候補作になっている。またこれまでに2007年に『秒速5センチメートル』、2012年に『ももへの手紙』が最優秀賞に輝いている。
『かぐや姫の物語』は2013年11月に日本公開、これまで国際映画祭などへのコンペティション出品はさほど多くない。しかしこの10月に北米公開をスタート、高い評価を受けているだけに、ここでは大きな期待がかかる。各賞の授賞者は12月11日にブリスベーンのシティホールで開催されるセレモニーで発表される。
《animeanime》
特集
この記事の写真
/