「ガンバの冒険」HDリマスターでBlu-ray BOX発売 TV全話に劇場2作品収録 | アニメ!アニメ!

「ガンバの冒険」HDリマスターでBlu-ray BOX発売 TV全話に劇場2作品収録

1975年に全26話で世に送り出されたテレビアニメシリーズ『ガンバの冒険』が、発表から39年、新たな映像で蘇ることになった。

ニュース 映像ソフト・デジタル配信コンテンツ
注目記事
(C)斎藤惇夫/岩波書店・TMS
(C)斎藤惇夫/岩波書店・TMS 全 1 枚 拡大写真
1975年に全26話で世に送り出されたテレビアニメシリーズ『ガンバの冒険』が、発表から39年、新たな映像で蘇ることになった。NBCユニバーサル・エンターテイメントは、2014年12月26日に『ガンバの冒険』のBlu-ray BOXを発売する。今年、トムス・エンタテインメントがアニメ制作50周年を迎えたのに合わせた企画である。

Blu-ray BOXはテレビシリーズ全26話に加えて、1984年に公開された『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』、1991年公開の『ガンバとカワウソたち』の2本の劇場映画も収録する。価格は税別39800円、コレクターも納得のコンプリート版と言っていいだろう。
Blu-ray化にあたっては、ニュープリントのマスターポジからHDリマスターを行っている。美しくなった名作の映像が注目される。また、52ページ(予定)にも及ぶ資料性の高いブックレットも封入する。

『ガンバの冒険』は、斎藤惇夫さんの児童文学を原作にアニメ化した。チーフディレクターは『エースをねらえ!』や『宝島』、『ベルサイユのばら』などで知られる出崎統さん、作画監督に椛島義夫さん、美術監督に小林七郎さん、美術設定に男鹿和雄さんなどと、アニメ史に名を残すスタッフが多く携わっている。
本編では、ガンバを始めとする勇敢な7匹の仲間が、力と恐怖で故郷の島を支配する巨大な白イタチ ノロイを倒すために立ち上がり、闘う様子が描かれる。1970年代を代表するアニメとして知られている。その演出や映像は、いま観ても色褪せることがない。懐かしく楽しみたいというファンだけでなく、新しい世代にも価値ある作品だろう。

制作は現在のトムス・エンタテインメントにつながる東京ムービーだ。トムス・エンタテインメントは今年でアニメ制作50周年となる。関連企画も多く、新たな映像ソフト発売も目白押しだ。『ガンバの冒険』は、そうした中でも輝く作品だ。

『ガンバの冒険』 Blu-ray BOX
2014年12月26日発売
39800円+税
2層6枚組 / COLOR / 4:3<1080pHigh Definition>
封入特典: 特製ブックレット(52P予定)
発売・販売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント  

[スタッフ]
原作: 斎藤惇夫
企画: 吉川斌
作画監督: 椛島義夫
美術監督: 小林七郎
撮影監督: 清水達正、若菜章夫
録音監督: 加藤敏
音楽: 山下毅雄 
画面設定、レイアウト: 芝山努
文芸担当: 飯岡順一、大森俊治
チーフディレクター: 出崎統
色指定: 関根栄子、山名公枝
美術設定: 男鹿和雄
制作: 東京ムービー
製作・著作: トムス・エンタテインメント

『ガンバの冒険』
(C)斎藤惇夫/岩波書店・TMS

《animeanime》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]