「残響のテロル」OP&EDアーティストがコラボ　Galileo GalileiとAimer　アルバムに相互参加

アニメ『残響のテロル』がフジテレビのノイタミナに放送され話題を呼んでいる。凝った音楽とその選曲も注目されている。
このうちオープニング・テーマはGalileo GalileiのYuuki Ozakiさんが「Trigger」を担当、エンディング・テーマ「誰か、海を。」はAimerさんが担当する。この二人がコラボレーションすることになった。それそれが今後リリースするアルバムにゲスト参加する。

Galileo Galileiは「青い栞」や「サークルゲーム」などのヒット曲で人気となり、今年の2月に渋谷公会堂でのワンマンライブを成功させた。かたやAimerさんは、最新シングル「StarRingChild」がオリコンCDシングルランキング初登場3位を記録するなど、その活躍に注目が集ます新進の女性シンガーソングライターだ。この2組のアーティストが互いの作品にそれぞれ参加するのだから注目度は高い。

Galileo Galileiは10月1日にミニアルバム『See More Glass』をリリースする。このなかの新曲「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹」にAimerさんがゲストボーカルとして参加する。
ミニアルバム『See More Glass』は、前作『ALARMS』に引き続き、ニューヨークを拠点に活動しているバンド「POP ETC」のクリストファー・チュウさんをプロデューサーに迎えて制作した。この「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹」も、このなかで重要な曲との位置づけられている。

一方、Aimerさんは9月3日にミニアルバム『誰か、海を。EP』をリリースする。菅野よう子さんによるプロデュース楽曲でもある『残響のテロル』のエンディング・テーマ「誰か、海を。」も収録する。
Galileo Galileiは、この『誰か、海を。EP』の収録される「眠りの森」のREMIXを担当した。「眠りの森」は6月25日に発売されたAimerさんの2nd album『Midnight Sun』の冒頭を飾った。今回のREMIXではGalileo Galileiの尾崎雄貴さんがボーカルとしても参加している。REMIXの範疇を超えたコラボレーション楽曲に生まれ変わった。

さらに深みと色気を増した尾崎雄貴さんの歌声と、一度聞いたら忘れられないハスキーボイスが話題のAimerさんの歌声が、いったいどのようなハーモニーを紡ぎ出すのか。期待が高まる。
［真狩祐志］

Galileo Galilei
/http://galileogalilei.jp/
Aimer
/http://www.aimer-web.jp/
『残響のテロル』
/http://terror-in-tokyo.com/

尾崎雄貴コメント
「Aimerさんの「眠りの森」のREMIXをさせてもらった時に、素材として全てのトラックを送ってもらって、何も編集されていない状態のアカペラの歌声を聴いた瞬間にびっくりしました。とても粘りのある伸びやかな声で、特に表現力に深みがあって、同じボーカリストとして勉強になりました。
兼ねてから自分の曲を女性に歌ってもらいたいと考えていたので、『バナナフィッシュの浜辺と黒い虹』が出来た時にAimerさんしかいない！と思い、お願いさせていただきました。歌詞に登場する主人公の女の子にぴったりの声だったので、想像していたよりずっと面白い曲になると思います。今回のコラボレーションを通じて、お互いのさらなる可能性を感じてもらえたら嬉しいです」

Aimerコメント
「『ハマナスの花』リリース当時からいちリスナーとして聴いていました。そんなGalileo Galileiさんと『残響のテロル』をきっかけに、こうして”お互いの作品に参加”できること…とてもとても嬉しいです。
雄貴さんの声が神秘的なあたらしい「眠りの森」。みなさんもぜひ真夜中にどきどきしながら、聴いてほしいです」