国内玩具市場は6756億円で微増 女児玩具好調、TCGは2年連続減
2012年度の日本の玩具市場の国内玩具市場の規模は6756億円で前年比0.6%の増加、主要10分野の規模は4025億7500万円と0.3%増だった。
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また6月10日には、東京フォーラムにて、日本おもちゃ大賞の授賞式と国内玩具市場動向の発表も行われた。開催前の東京おもちゃショーを盛り上げた。
発表によれば日本の玩具市場は、ほぼ横ばいを維持した。2013年度(2012年4月~2013年3月)の国内玩具市場の規模は6756億円で前年比0.6%の増加、また日本玩具協会が特に重要とする主要10分野の規模は4025億7500万円と0.3%増である。
数字だけ見ると動きは少ないが、分野別では大きな動きがある。まず目に付くのは女児玩具の好調である。2012年度は407億6900万円だったが今回は450億4600万円と10%以上伸びた。「ジュエルペットダイアモンドプレミア」、「アイカツフォンスマート」などのスマホ玩具が牽引した。
一方、2012年度に16.4%減であったトレーデイングカードゲームは、2013年度も1.9%減で837億8000万円だった。また、ジクソーパズル108億1000万円(12%減)、ぬいぐるみ175億4500万円(5.6%減)も厳しかった。
また、2013年度はクリスマス商戦前までは厳しい状況が続いていたと、日本玩具協会は説明している。12月後半クリスマス商戦で盛り返し、正月商戦も好調だったという。国内景気全体の回復の影響もありそうだ。
さらに今年度はより明るい見通しになりそうだ。日本玩具協会の富山会長は今年度は現在まで消費税の影響は見られないと話す。今後の動向次第と言葉は選びつつも、伸びるチャンスはある、下がる要因は少ないと市場の堅調ぶりを窺わせた。さらに「妖怪ウォッチ」の大ヒット、劇場アニメ「アナと雪の女王」関連商品の好調に言及するなど、今後の動きに期待する様子だった。
日本玩具協会
/http://www.toys.or.jp/
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