ザグレブ国際アニメーションフェスティバル 日本から水尻自子「布団」など4作品受賞
ザグレブ国際アニメーションフェスティバルにて、日本から4作品が受賞した。受賞したのは『布団』(水尻自子)、『肛門的重苦』(冠木佐和子)、『Maze King』(キム・ハケン)、そして『Shape』(Kijek/Adamski)である。
ニュース
アワード・コンテスト
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
ザグレブ国際アニメーションフェス 日本からは短編部門2作品など13本が公式上映
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

ザグレブ国際アニメーションフェスティバルは長編と短編を交互に審査しており、今年は短編を対象とする年であった。フランスのアヌシー、カナダのオタワ、日本の広島とで世界4大アニメーションフェスティバルとして名を連ねている。またアカデミー賞の公認映画祭としても知られている。
受賞したのは『布団』(水尻自子)、『肛門的重苦』(冠木佐和子)、『Maze King』(キム・ハケン)、そして『Shape』(Kijek/Adamski)である。
『布団』は短編部門で特別賞を受賞した。『布団』は広島で木下蓮三賞を受賞するなどしている。この特別賞は本選の審査に当たった各審査員がそれぞれ1作品選出するものである。『布団』を選んだエマ・ドゥ・スワーフさんは『Oh Willy…』で前回グランプリを受賞している作家でもある。
『肛門的重苦』は学生部門のグランプリに選ばれた。『肛門的重苦』は、海外では昨年のアヌシーにノミネートなどしている。今回の学生部門グランプリはユーゴスラビア出身のアニメーション作家、デュシャン・ヴコティックさんの名を冠したものにもなっている。
1998年に逝去したデュシャン・ヴコティックさんはザグレブにおけるアニメーション作家の一派に属し、『Surogat』でアカデミー賞の短編アニメーション賞を受賞したこともある。
また『Maze King』は学生部門における特別賞となった。『Maze King』も、海外では昨年のアヌシーにノミネートなどしている。そして『Shape』は最優秀CM賞となった。
なお『Shape』はポーランドとの共同制作で、トクマルシューゴさんのMV『Katachi』として制作している。
[真狩祐志]
ザグレブ国際アニメーションフェスティバル
/http://www.animafest.hr/
《animeanime》
特集
この記事の写真
/