新設アニメーション部門に14作品 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が開催記者会見
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が、新たな10年に向けて一歩踏み出す。2014年の大きなトピックスは、アニメーション部門の新設だ。
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映画祭は7月19日から27日までの9日間、これまでと同じく埼玉県川口市のSKIPシティで行われる。国際コンペティションの長編部門、国内コンペティションの短編部門、アニメーション部門を軸に、企画上映や関連企画も多く設けられる。会見では2014年の方針やラインナップ、見どころなどが紹介された。2014年の夏も埼玉から国内外に向かって映画文化を発信し、地元を盛りあげる。
2014年の大きなトピックスは、アニメーション部門の新設だろう。実行委員会会長の上田清司・埼玉県知事は、『クレヨンしんちゃん』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『らき☆すた』などを挙げ、埼玉県がアニメに馴染み深いと、新しいアニメーション映像を取り上げる意義を語った。
実行委員会副会長の奥ノ木信夫・川口市長は、これまで映画祭で行った育成プログラムの成果に言及する。今後もデジタルシネマを通じた教育を重視する。
一方で、過去11年で映画祭を巡る状況も変わっている。映画祭の瀧沢裕二ディレクターは、「デジタルシネマの経過報告を毎年するのだが、今年は報告出来ることはない」と話す。過去10年で国内の映画制作、・映はほぼデジタルに切り替わり、現在はデジタルがスタンダードになっているためだ。今後は、デジタルシネマを前提に、映画文化の振興や若い世代の人材発掘・育成によりフォーカスすることになりそうだ。
そのひとつがアニメーションというわけである。八木信忠・総合プロデューサーは、デジタルシネマの進展がアニメーション作家の可能性を広げている話す。
そのアニメーション部門は、2012年以降に制作された5分以上の作品を対象にし、14作品がコンペティション作品に選ばれた。初回ではあるが、現在の日本の短編アニメーションのレベルの高さを反映する映像表現豊かな作品が集まっている。
作品は2つのプログラムに分け、映画祭で上映される。またこの中から最優秀作品賞、奨励賞が選ばれる。審査員を佐藤充さん(日本工学院クリエイターズカレッジ長)、南雅彦さん(ボンズ代表取締役)、小原篤さん(朝日新聞社記者)が務める。
また、アニメ関連では『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が期間中、SKIPシティとサテライト上映として大宮ソニックシティで無料上映される。これはファンにはうれしい情報だ。ソニックシティでは、聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道さんの講演も行われる。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014 (第11回)
/http://www.skipcity-dcf.jp/
会期: 2014年7月19日(土)~7月27日(日)*9日間
会場: SKIPシティ 映像ホール/大宮ソニックシティ国際会議室
主催: 埼玉県、川口市、SKIシティ国際シネマ映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
前売券: 6月7日(土)~7月18 日(金) チケットぴあ、セブンイレブン、サークルKサンクス等
[アニメーションコンペティション部門] 公式上映作品
■ 『夕化粧』 監督:胡ゆぇんゆぇん
■ 『なまずは海に還る』 監督:岩瀬夏緒里
■ 『通勤ラッシャーズ』 監督:野中晶史
■ 『Airy me』 監督:久野遥子
■ 『端ノ向フ』 監督:塚原重義
■ 『Slap Stick』 監督:小原孝介
■ 『鬼の角』 監督:森田律子
■ 『DE_RIRIA_SUBASUTAIMU』 監督:ひだかしんさく
■ 『猟師と聖』 監督:坂元友介
■ 『就活狂想曲』 監督:吉田まほ
■ 『かまくら』 監督:水尻自子
■ 『あきちあそび』 監督:大城良輔
■ 『コーポにちにち草のくらし』 監督:若井麻奈美
■ 『ハコオトコ』 監督:金子修
《animeanime》
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